古馬の最高峰をめざす伝統の長距離戦、第153回天皇賞(春)が京都競馬場・芝3200メートルで行われ、18頭が参戦。
1番人気は昨年の有馬記念を勝ち、5連勝中の5歳馬ゴールドアクター、2番人気は昨年の菊花賞馬で北島三郎さんの持ち馬キタサンブラック。
レースは武豊騎乗のキタサンブラックが1番ゲートから好スタートを切り、そのまま先頭へ。前半1000メートルを61秒の絶妙の逃げで、そのまま2周目の4コーナーを回る。中団にいたゴールドアクターも外から2番手に上がってくるが、直線に入ると、失速。かわってカレンミロティックがキタサンブラックを追い上げ、ついに先頭に立つが、内で粘るキタサンブラックがゴール寸前で抜き返して、ハナ差で先頭ゴール。菊花賞に続くG1レース2勝目をあげた。表彰式でサブちゃんが再び「まつり」を歌ったらしい。
ゴールドアクターは12着の惨敗。
キタサンブラックはブラックタイド産駒の牡4歳。サブちゃんの「まつり」はまだまだ続く?
1着 キタサンブラック(武豊) 2着 カレンミロティック 3着 シュヴァルグラン
4着 タンタアレグリア 5着 トーホウジャッカル
さて、香港ではシャティン競馬場の芝1600メートルでチャンピオンズマイル(G1、12頭)が行われ、日本のマイル王モーリス(牡5歳、J.モレイラ騎乗)が参戦し、好位追走から直線で楽に抜け出し、圧勝。これで7連勝、G1レースも昨年の安田記念→マイルCS→香港マイル、そして今回と4連勝。すごいね。