第36回ジャパンカップ(G1)

 国際G1レース、第36回ジャパンカップ東京競馬場・芝2400メートルで行われ、17頭が出走した。このレースが創設された当初は外国馬が圧倒的に強かったが、近年は日本馬による上位独占が続き、それに伴い、海外からの参戦が減少する、ちょっと寂しい状況。今年も外国馬はドイツ2頭、フランス1頭の計3頭のみ。
 1番人気は昨年の菊花賞馬で、今年春の天皇賞も勝ったキタサンブラック武豊)。北島三郎さんの所有馬である。
 そのキタサンブラックが1番ゲートから好スタートを決めると、そのまま先手を奪い、後続の位置取り争いを尻目にゆったりとしたペースで逃げる。そして、最後の直線でも追い上げる後続馬を寄せ付けず、逃げ切り勝ち。あまりに坦々としたレース展開で、楽勝に見えた。
 キタサンブラックディープインパクトの兄ブラックタイド産駒で牡4歳。これでG1レース3勝目。武豊騎手はこのレース4勝目。
 今年も上位は日本馬が独占し、外国馬ではイキートス(独)の7着が最高。

 1着 キタサンブラック武豊)  2着 サウンズオブアース  3着 シュヴァルグラン
 4着 ゴールドアクター  5着 リアルスティール