ツクツクボウシ

 今日、自宅のそばでツクツクボウシの声をこの夏初めて聞いた。これで東京で声を聞くセミはすべて出そろった。ツクツクボウシが鳴きだすと、夏の終わりを少し意識するが、猛暑はまだまだ続く。

 今日の写真はちょっと東南アジアあたりの農村風景を思わせるけれど、宮崎県串間市の国道448号線。2002年8月の旅の写真。あの時もツクツクボウシが鳴いていた。
 この日の夜、この国道の真ん中で見上げた夜空は湿度の高い夏のわりにはすごい星の数で、天の川もくっきり見えた。しかも、あたりが真っ暗なせいで、星のひとつひとつが妙に明るく存在感があって、空というより宇宙を見ているのだ、というリアルな感覚にとらわれたものだった。

(きょうの1曲)一十三十一/サマーブリーズ’86

CITY DIVE

CITY DIVE