連休初日の「昭和の日」。東京は晴天だったが、北風が吹き荒れ、初夏というより初秋のような空気感だった。まるで台風一過の晴天のような…。
多摩動物公園で園路を歩いていたら、何やらガサガサと動物の気配。
側溝の中で何かが蠢いている。
何者だ?!
こちらの気配で逃げだし、一度は見失ったが、しばらく粘って再び発見。
体毛の色で正体はほぼ推測できたが、なんとか顔を確認したいと思い、そっと追跡し、ついに顔が見えた。
アナグマ。
多摩動物公園内に野生のアナグマが生息していることは以前から聞いていたが、基本的に夜行性なので会えるとは思っていなかったので、まさかの遭遇。野生のアナグマを見たのはこれが初めてだ。
こちらは井の頭自然文化園で飼育されているアナグマ。ちょっと太め?
さて、多摩動物公園でアナグマに遭遇した後、同じ園内で今度は野生のノウサギも目撃。
額に白い斑があるので、去年の春にも同じ場所にたびたび出没していたのと同じ個体だと思う。
去年より大きくなったような気がする。
飼育動物だけでなく野生動物にも会えるのは雑木林の中にある多摩動物公園ならではだろう。