雨の多摩動物公園

 多摩動物公園では8月の土日は開園時間を夜8時まで延長していて、今年も一度は出かけようと思っていたが、チャンスを逃しているうちに8月最後の週末になってしまった。天気はあまり良くないが、午後から出かけてきた。
 雨の多摩動物公園は週末とは思えない閑散ぶり。しかも、雨の降り方も本格的になってきた。こういう場合、昆虫館が雨宿りには最適だ。
 昆虫館前のバッタのオブジェ。極めてリアルだが、触角だけが子どもたちの安全を配慮して、実物より長めに造られている。

 昆虫生態園も閑散。

 蝶の数もいつもより少なめに感じた。


 ナナフシ。

 ここにいてはいけないカマキリ。でも、いつもいるし、今日はチビからオトナまでいろいろなカマキリを見つけた。

 タヌキ山。基本的に夜行性で、まったく姿が見えない時もあるが、今日は昼間から活発に動いていた。




 タスマニアデビルは元気に走り回っていたが、雨に濡れたガラスに隔てられて、見えにくい。

 アムールトラのシズカは泥水の中。

 オランウータン舎も屋内展示のみ。いつもの常連さんもおらず、ここも閑散。ジプシーさんが上から見下ろしていた。

 そばでリキが遊んでいる。

 マレーバクは元気に動き回っていた。


 ふだんの閉園時間である5時を過ぎて、園路に灯りがともるが、ますます寂しい感じになってきた。


 つづく。