タスマニアデビルの兄弟

 多摩動物公園では昨年から肉食性有袋類タスマニアデビルのメス2頭「マルジューナ」と「メイディーナ」姉妹を飼育しているが、新たにオスの兄弟がやってきた。昨年4月生まれの「テイマー」と「ダーウェント」。現地の川の名前らしい。

 ガラス越しでなかなかうまく撮れない。



 オスを導入したということは当然、繁殖目的なのだと思うが、近い将来、赤ちゃん誕生となるだろうか。
 タスマニアデビルは1回の出産で赤ちゃんを20〜40頭も生むそうだが、母親のお腹の袋の中には乳首が4つしかなく、そこに辿り着くための厳しい生存競争が生まれたと同時に始まるのだ。