キャンデーとフトシ

 千葉市動物公園まで行ってきた。

 目当てはジプシーの四女で、多摩のジュリー(長女)&チャッピー(三女)の妹であるオランウータンのキャンディー(正式にはキャンデーらしい)に会うこと。キャンデーはこの度、多摩からミンピーが嫁入りした静岡の日本平動物園から今年6月に千葉に移動してきたばかりである。そのため、それまで千葉にいたナナ(キャンデーの娘)がズーラシアに移動になっている。

 とにかく、初めての動物園はワクワクする。千葉駅からモノレールというアクセスも楽しい。車窓から動物が見えて、動物公園駅で降りれば、駅前が正門だ。入園料700円。多摩と同じように丘陵地に造成された動物園のようだ。

 園内に入ると最初がモンキーゾーンで、いきなりフクロテナガザルの叫び声に迎えられる。うん、いい動物園だ、と思う。めずらしい猿がいろいろ。


千葉市動物公園のフクロテナガザル

 千葉のオランウータン舎は多摩のような開放的な施設ではなく、ドーム型のケージになっていて、ちょっと見えにくいが、キャンデーとお相手のフトシが一緒に出ていた。

 キャンデーはジプシーの最後の子で、1978年4月6日生まれの40歳。キャンディーズが解散した2日後に生まれたから、この名前?

 一方のフトシは1988年2月9日、横浜の野毛山動物園生まれ。30歳。キャンデーより10歳も年下だ。

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 フトシ。多摩のキューやボルネオより若いのに、やけに渋い顔立ちだ。

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 一方のキャンデー。第一印象は母親のジプシーに似ているということ。ジュリーやチャッピーの妹というのもよく分かる。

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 鉄格子が邪魔で、思うように撮影できないのがもどかしい。

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 フトシとキャンデーがどんな雰囲気だったか、というと、フトシが岩の下にじっと座っていて、その真上の岩の上にキャンデー。そして、キャンデーが何度も下のフトシをのぞき込むのだが、フトシはじっと動かないというか、固まっているというか。二段ベッドの下段に男が座っていて、上段にいるおばちゃんが何度も下をのぞき込んでくるといった感じ。

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 フトシ君にしてみれば、今までの嫁さんがどこかへ行ってしまって、その後に嫁さんの母親がやってきて、自分を誘惑している、みたいな感じか?!

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 ところで、千葉はオランウータン舎の前にゴリラとチンパンジーが並んでいる。要するに、ここだけでも一日楽しめる。

(おまけ)キュー

 フトシを見た後で、多摩の国内最高齢雄、キューを見ると、キューがイケメンといわれるのが分かる気がする。


オランウータンのキュー