オオスカシバ。透明な翅をもつ蛾。デカいし、蜂みたいでもあるし、子どもの頃は苦手というか、ちょっと怖い虫というイメージだった。
秋も深まると、虫たちにも終末が近づいて、命の儚さがより一層強く感じられる。
世間的にはまったくニュースになっていないが、中国の深圳でカーリングのパシフィック・アジア・カーリング選手権が開催中である。男女とも上位２チームが来年３月の世界選手権への出場権を獲得できる重要な大会だ。
今回の日本代表は今年の日本選手権で優勝した中部電力（女子）とコンサドーレ（男子）が出場している。どちらも順当に予選リーグを突破して、女子は今日が準決勝。予選１位の中部電力は４位で準決勝にすべり込んだ香港が相手。香港には昨日の予選で15‐1で圧勝しており、今日も楽勝だろうと思ったら、前半にリードを許すなど思わぬ苦戦。しかし、徐々に日本が地力の差を見せて、最後は12－5で勝利。決勝進出を決めた。決勝の相手は韓国と中国の勝者。どちらが来ても手ごわい相手ではある。
中部電力は夏以降の試合結果を見ていると、調子が上がっていないように思えて、ちょっと心配だったが、この重要な大会に照準を合わせて、調子を上げてきたようだ。とにかく決勝進出を決めたことで、２位以上が確定し、日本は来年の世界選手権の出場権を獲得。ただし、日本代表がどのチームになるかは来年１月の日本選手権の優勝チームということになる。中部電力だけでなく、もちろんロコ・ソラーレもいるし、富士急、北海道銀行の４強が日本代表の座をかけて激突することになる。
まずはPACCで中部電力に優勝してほしい。
男子のコンサドーレも優勝めざして、がんばってほしい。準決勝の相手は中国。
（きょうの１曲）YES / Roundabout
