日本シリーズ第4戦

 近年稀にみる息詰まるような熱戦が続く日本シリーズの第4戦。先発はヤクルトが41歳のベテラン・石川、オリックスは23歳の山崎颯一郎。

 1回は両チームとも1人ずつ走者を出すが、後続が倒れ、無得点。

 2回裏、ヤクルトは5番サンタナがライトスタンドへ2試合連続のホームランで、1点先制。その後は石川と山崎颯の投げ合いが続く。

 1-0とヤクルト1点リードで迎えた6回表、オリックスは二死から1番福田がヒットで出塁。さらに2番宗もライト前にヒット。打球をサンタナファンブルする間にスタートを切っていた福田が一気にホームイン。オリックス1-1の同点に追いつく。

 その裏、オリックスは2番手増井が登板し、先頭の3番山田をいきなり四球で歩かせるが、4番村上の打球は痛烈なファーストライナー。山田が飛び出しており、二死。しかし、増井はサンタナを歩かせ、中村にもヒット。二死一・二塁で比嘉にマウンドを譲る。その比嘉から6番・オスナがセンター前にヒット。サンタナが生還し、ヤクルトが2-1と再び勝ち越し。

 このリードを石山、清水、マクガフのリレーで守り切り、2-1で今日もヤクルトが勝利。3勝1敗で早くも日本一へ王手をかけた。

 

 勝利投手:石川  敗戦投手:増井  セーブ:マクガフ

 本塁打 サンタナ2号