カーリング決勝

 北海道北見市常呂町アドヴィックス常呂カーリングホールで男女9チームずつが参加したカーリング日本選手権の1週間にわたる戦いも今日が最終日。午前9時から男子、午後3時から女子の決勝が行われた。

 男子決勝は連覇をめざすSC軽井沢クラブと初優勝をめざす北見協会(KiT Curling Club)の対戦。3日連続の対戦で、過去1勝1敗。

 軽井沢の山口剛史と北見の平田洸介は平昌五輪に出場した日本代表のチームメイトでもある。その後、それぞれに新たなチームを作り上げ、SC軽井沢は30代の山口、小泉に21歳のスキップ栁澤、さらに16歳の高校生・山本というメンバーで昨年、優勝。そして、今年も連覇を狙っているわけだが、Kit CC(日本選手権では法人格を持たないチーム名は使えないということで、北見協会と名乗っている)も昨年は4位に入り、今年も急激に力をつけて、予選1位でプレーオフに進出。昨日はSC軽井沢に敗れたものの、その後の準決勝でコンサドーレを破り、決勝に進んできた。

 決勝では両チームのショットの精度の差が明暗を分ける形となり、見事なショットを次々と決めたSC軽井沢が、重い氷に苦しみ、要所でショットを決めきれなかった北見協会を上回り、6-2で勝利。2年連続の日本一となり、4月にカナダで開催される世界選手権の日本代表の座をつかんだ。

 女子は予選1位のロコ・ソラーレと予選4位から勝ち上がったSC軽井沢クラブの対戦。ロコ・ソラーレは大きなミスもなく、安定した戦いぶりで、終始優位に試合を進め、SCも粘りを見せたが、一歩及ばす7-5でロコ・ソラーレが優勝。SCは男女アベック優勝はならず。

 ロコもこの大会連覇で、来月、スウェーデンで開催される世界選手権出場を決める。

 

(おまけ)ヒヤシンス

 水栽培のヒヤシンス。つぼみが出てきた。青花である。

(きょうの1曲)SOFT HEAP / Fara


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