大雪ではなく小雪だった

 東京は前日から大雪の予報で、都心でも積雪の可能性などと言われていたが、結果的には大した雪ではなかった。

 未明に降ったらしく、屋根が少し白くなっていたが、あとはちらつく程度。関東でも東部の千葉県や茨城県では積もったところもあり、都内でも郊外より都心部のほうが降ったようだが、いずれにせよ大雪ではなかった。ただし、非常に寒い。

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 春を待つ赤芽ソロ。

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 このぐらいでは積雪とは言えませんね。

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 キジバトとインコ。

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 今日のインコは9羽だった。

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 豊後梅に来たシジュウカラ

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 もう雪は終わりかと思っていたら、16時ごろからまた降ってきて、再び屋根が白くなる。うっすらと、だけど。大雪にはならないだろう。
 北海道ではこの冬初めて-30℃以下になった地点があったそうだ。陸別や川湯、阿寒湖畔、歌登。一番下がったのは陸別の-31.8℃。

 ちなみに東京都心は最低が-0.5℃。

 

キセキレイ

 今日の東京は北風が吹きすさぶ寒い一日。明日は都内でも積雪となりそうで、すでに融雪剤が散布されている場所もあった。

 写真は世田谷区内の野川で見かけたキセキレイハクセキレイなら写真など撮らないが、キセキレイだとカメラを向けたくなる。

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(きょうの1曲)Pip Pyle's EQUIP OUT/Hannello


Pip Pyle - Hannello

ダイヤモンド富士

 今日の東京は朝から雨。しかし、午後には上がり、夕方にはきれいに晴れる。

 夕陽がちょうど富士山頂に。

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 この後、山頂の右側に沈んでいく。

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 野田市の放鳥コウノトリ。昨日、奈良市にいた「きずな」が今日は兵庫県稲美町に移動。西への旅はどこまで続くのだろう。去年、「ひかる」と「ヤマト」はこのあたりまで行って関東に引き返してきたのだが。

 ほかの6羽は昨日から変化なし。

2月5日のコウノトリ

 東京は昨日のポカポカ陽気から一転して、曇り空で空気も冷たく感じる。

 千葉県野田市で自然界に放されたコウノトリ、本日の位置情報。

 岡山県倉敷市付近で越冬中の「未来」はこのところ、すぐ近くの浅口市里庄町付近にいる。

 「翔」は相変わらず愛知県田原市で動きなし。

 関東をあとに西へ移動中の「きずな」はしばらく静岡県内をウロウロしていたが、昨日は愛知県豊田市、今日は奈良県奈良市に移動。

 「ひかる」は栃木県栃木市小山市付近。

 「ヤマト」は茨城県神栖市

 「きらら」は茨城県古河市五霞町付近。

 「りく」は1月25日に昨年末と同じ佐賀県伊万里市にいることが確認された。

 写真は多摩動物公園コウノトリ

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 庭のツバキが咲き始めた。

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暖かすぎる立春

 今日は立春。暦の上では春といっても、大抵は名のみの春という感じだが、今年は東京の最高気温が19.4℃まで上がるポカポカ陽気。日中は上着もいらない暖かさだった。

 多摩動物公園では1月29日にアムールトラのシズカ(12歳)が出産したというニュース。本日、公式サイトで発表。父親は2年前にベルリンからやってきたアルチョム(3歳)。

 生まれたのはオス1頭、メス2頭の計3頭だったが、メス2頭は30日と31日に死亡。残ったオスは人工哺育で育てられているそうだ。なんとか無事に育ってほしい。

 パパになったアルチョム。

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 ダイヤモンド富士。ただ、手前の丹沢山系に雲がかかっていて、雲間に輝くダイヤモンドといった感じ。

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高尾山

 ふと思い立って高尾山に登ってきた。

 京王線高尾山口駅まで行き、ケーブルカーなどは使わず、山頂まで徒歩。麓から先日の雪が残っている。

 きょうは節分で、薬王院で節分会が行われるらしい。「祝優勝 片男波部屋 玉鷲関」の立て看板が出ている。ということは、大相撲初場所で初優勝した玉鷲が豆まきにやってくるということだろうか。

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 額から流れ落ちる汗をぬぐい、途中でセーターを脱いで、薬王院まで登ると、すでに混雑のためか入山規制が行われていて、節分会を待つ行列ができていた。結局、薬王院は素通りして、3号路経由で山頂へ。

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 今日もけっこう賑わっている。老若男女、外国人も多い。残念ながら富士山や江の島は霞んで見えなかった。

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 画面中央に富士山が見えるはず。

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 13時半からビジターセンター主催のガイドウォークが行われるので、参加。定員10名で、本日は8名が解説員さんと一緒に歩いた。

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 ここまでで姿を見たのはヤマガラシジュウカラヒヨドリぐらい。ほかにコゲラ、ウグイス、エナガ、ヒガラの声は聞いた。

 フユシャク(冬尺)のオス。冬に見られる蛾。カマキリやハチなどの天敵がいない冬に繁殖するそうで、メスは翅が退化して、蛾とは思えない姿をしているそうだ。

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 ビジターセンター前の桑の木にはカイコガの仲間のまゆの残骸がぶら下がっていた。養蚕に利用されるカイコはこのクワコから人間が品種改良して作り出した、いわば小さな家畜で、クワコのまゆからは100メートル分ぐらいの糸がとれるが、カイコだと1個のまゆで1,600メートルもの糸がとれるそうだ。

 クワコのまゆ(右)とカイコのまゆ。

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 ヤママユのまゆ。

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 ウスタビガのまゆ。

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 山頂付近でタヌキのため糞を観察。タヌキは複数の個体が同じ場所に糞をする習性があり、それによって餌などの情報交換をしているそうだ。糞の中に輪ゴムがいくつも交じっている。登山者が出したゴミを食べた結果だろうか。まぁ、体外に排出されたのだから問題はないのかもしれないが、いいことではない。糞なので、写真はなし。

 それから高尾山といえばムササビである。

 これはビジターセンターの剥製。

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 ムササビの巣穴。画面中央の樹木の縦の裂け目から出入りしているようだ。

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 ムササビの食痕。冬は木の芽などを食べているようで、枝をまず噛み切って、それから冬芽を食べて、最後に捨てる。切り口が斜めになった枝が落ちていれば、それはムササビが食べた痕である。

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 ムササビの糞。

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 これもムササビの食痕。

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 これは檀香梅(ダンコウバイ)のつぼみ。黄色の花が咲く。

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 イノシシが土を掘った痕。

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 キジョランの葉で越冬するアサギマダラの幼虫。高尾山はアサギマダラの越冬地の北限であるらしい。そして、高尾では函館や屋久島から来たアサギマダラが見つかったという。

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 ここで50分間のガイドウォーク終了。野鳥ではウソのフィーフィーという声が聞こえたが、姿は見えず。ヤマガラエナガコゲラメジロヒヨドリなど。

 解散後、薬王院へ再び戻る。

 去年の台風で折れた巨木。高尾山でもかなりの木が倒れたり、折れたりしたようだ。

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 洞窟の奥に安置されている福徳弁財天。腰をかがめて入る。

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 通りかかった幼い女の子が「これ、桜かなぁ」と言い、父親が「桃かな」と言う。梅だと思うが。

 薬王院ではこれから豆まきが始まるようだった。

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 豆まき始まり。年男年女が豆をまく。

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 玉鷲の姿を探したが、見当たらない。

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 玉鷲ではない力士はいた。片男波部屋の玉なんとか。←玉乃龍というらしい。片男波部屋は毎年参加しているようだ。

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 ほかにも芸能人などが参加しているらしいのだが、誰が誰やらさっぱりわからず。

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高尾山薬王院の節分会2019

 さて、高尾山に登った時、必ず食べるのは天狗焼き。ケーブルカーの山上駅前で売っていて、たい焼きの天狗ヴァージョンみたいなものだけど、皮がパリパリ、カリカリで、内側がモチモチで、黒豆を使った餡はトロトロ。とてもうまい。行列が出来ていたが、並んでしまった。そして、僕のすぐ後で本日完売となった。15時半ごろ。

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 これ、本当に美味しいのだ。高尾山に行ったら、ぜひ!

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 都心方面の眺め。今日は気温が上がったせいか、全体的に霞んでいる。

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 帰りも歩いて下ってきた。

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(追記)片男波部屋の力士が薬王院の節分会に登場するのは毎年恒例のようで、玉鷲も午前中はいたようだが、午後は調布市深大寺でも豆まきをしていたようだ。初優勝で人気急上昇ということだね。