小島麻由美ライヴ

 コジマ・ロックンロール・キャラバンVOL.4@渋谷クラブ・クアトロに行ってきた。
 今回のゲストは、つじあやのさん。

 つじあやのさんのCDは1枚しか持っていなくて、しかもあまり聴いていないのだけど、陽だまりの中でウクレレ弾きながら歌っている、というイメージがあった。だから、バックにキーボード、ギター、ベース、ドラムというバンドを従えて、意外にロックな感じで歌っていたのは、ちょっと想像と違っていた。しかも、エレキウクレレなんていうのまで弾いていたし。キャンディーズの「年下の男の子」のカバーを含む演奏は40分ぐらいで終了。

 ところで、つじあやの小島麻由美というと、かなり対照的なイメージという感じがするんだけれど、2人の「縁」について、ふたりともステージ上で語っていた。話を総合すると…。最初は小島さんがまだ会ったこともないつじさんとライブで共演する夢を見たそうです。「すごくいい曲ができた」とか言いながら、ふたりでノリノリで演奏している曲、実はストーンズの「サティスファクション」で、「わっ、これってパクリじゃん」と思ったところで、目が覚めた云々。そのすぐ後の小島さんのライブにつじさんがたまたまお客として観にきていて、終演後の打ち上げの時に初対面、小島さんが「この間、一緒にライブをやる夢をみたんだよ〜」(この部分、つじさんの再現だとセリフが京都弁になっている)みたいな話になったとか…。

 さて、続いて小島さん登場。バックはお馴染の塚本功(G)、KYON(P)、長山雄治(B)、ASA-CHANG(Ds)。
 オープニングの定番「結婚相談所」からピアノをバックにしっとり歌った新曲「みずうみ」(だったかな?)まで充実の70分。こちらのカバー曲は由紀さおりの「夜明けのスキャット」。
 「ショートケーキのサンバ」「先生のお気に入り」「さよなら、カエル」あたりはライブでは僕は久しぶりor初めてかも。「ショートケーキ」の「パクリ!」の部分が可愛くて僕は好きです。