せたがやふるさと区民まつり

 昨日、今日とJRA馬事公苑とその周辺で開催中の「せたがやふるさと区民まつり」に行ってきた。
 公苑前のけやき広場では北海道から沖縄まで世田谷区と交流のある全国各地の自治体による物産展が開かれ、大盛況。

 隣接する東京農業大学の「食と農の博物館」やバイオリウム(マダガスカルキツネザルなどを飼育)も大賑わい。
 馬事公苑でもいろいろな催しがいっぱいで、凄まじい暑さの中、ものすごい人出だ。毎年、けっこうな大物が出演するフィナーレに今年はなんとベンチャーズが登場。一応、外タレだ。入場無料だし、見ようかと思ったが、ロンドンの女子マラソンも見たかったので、僕は夕方には帰ってしまった。

(このアリーナのステージに今夜、The Venturesが登場)
 世田谷区内各地の神社の神輿や山車も集結し、お囃子や太鼓の音も絶えない。世田谷区の各町がそれぞれ小さな農村だった時代から受け継がれてきた郷土の歴史や伝統みたいなものを感じる。なかでも八幡山・八幡社の山車や桜丘・稲荷森稲荷の太鼓(都内最大級)などはそれなりに迫力があった。



 馬事公苑には当然ながら馬がたくさんいるのだが、この暑さで馬の姿はまったく見えなかった。夕方には子ども向けの乗馬体験会があるようだったが。
 日本庭園には京都競馬場から来たコブハクチョウが2羽。池にはたくさんのトンボが飛び交っていた。




 それにしても、ロンドンのマラソン。選手に対する嫌がらせのようなコース設定。ああいうひねくれた感じはイギリス人の国民性なのかな。
 もし、2020年に東京オリンピックが実現したなら、浅草の仲見世とか谷根千あたりを走るというのはどうだろう。途中に階段あり、とか。でも、その前に東京で8月にマラソンやること自体が嫌がらせか。猛暑で選手がバタバタ倒れそう。過酷なサバイバル・レースになること間違いなしだ。