秋祭りの奉納相撲


 今日から世田谷八幡宮のお祭り。秋祭りの季節がやってきた。
 世田谷八幡宮の境内には土俵があり、江戸時代から相撲が行われていたようだが、今もお祭りの時に地元の東京農業大学相撲部によって相撲が奉納される。

(奉納相撲を前に待機する力士たち)
 奉納相撲は14時から。まずは神主さんにより土俵上で神事が行われる。


 土俵や力士たちが塩で清められ、続いて国旗掲揚と「君が代」斉唱。

 神事が終わって、土俵が整備され、力士たちの準備運動。
 四股、すり足。四股は相撲部員で毎日200〜300回、多い時は500回ぐらい踏むそうだ。


 股割りの実演では、その体の柔らかさに、おおっ、というどよめきや歓声、拍手。

 次に体の硬い人の股割りに笑い。
 さて、いよいよ取組が始まる。力士は体重80キロ台から145キロぐらいまで22人が参加。モンゴル人留学生も1名。
 出身地別の団体戦個人戦、ほかに次々とかかってくる相手を誰かが3人乃至5人連破するまで続く勝ち抜き戦も何度か行われる。これは奉納相撲の定番らしい。
 予想以上に迫力があり、勝負ごとに大きな歓声が上がり、大いに盛り上がった。






(勝者に贈られるお神酒。未成年の1年生は勝っても貰えない)
 最後にこれより三役。土俵入りの後、東西の小結、関脇、大関がそれぞれ対戦して取組終了。

 その後、表彰式があり奉納相撲はすべて終了。


(おまけ1)お祭りの露店で売られているお面。

(おまけ2)世田谷八幡宮最寄りの宮の坂駅を発車して宮の坂を登る世田谷線