深大寺サイクリング

 けさ庭にジョウビタキのメスが飛来。冬鳥はカモ類を除くと、今シーズン初めて見たな。
 天気がいいので、昼前から野川に沿って深大寺までサイクリング。
 成城で野川に出ると早くもカワセミの声。神明橋付近にはたいていカワセミがいるし、繁殖もしているので、個体数も多い。8月には5羽ぐらい見たが、今日も少なくとも3羽はいた。空中でホバリングして、水に飛び込むシーンも見られた。




 もちろん、ダイサギコサギカルガモもいる。ヒヨドリもたくさんいるし、コゲラの声も聞こえる。

 キセキレイもいる。

 少し上流の入間川合流点付近にはセグロセキレイ。いつもこの辺にいるような気がする。

 ハクセキレイももちろんいる。

 カルガモコガモ

 カルガモとカラス。

 またダイサギ

 コサギ

 京王線と交差したところで、ちょっと野川を離れて、すぐそばの国領駅へ。
 8月19日に京王線の柴崎〜西調布・京王多摩川間が地下化され、国領・布田・調布の3駅が地下駅になった。廃止された地上線はどうなったのか、見てくる。

国領駅の東方で地下に入る京王線。トンネル入口上より)

(撤去工事中の国領駅地上ホーム)

国領駅西側の踏切跡から布田方面を見る。もう電車の走らない線路)

 さて、深大寺までやってきた。733年に開かれた天台宗の古刹。
 気持ちのよい行楽日和なので、すごい賑わいだ。


(茅葺きの山門。門前には蕎麦屋が並ぶ)


(関東では貴重な白鳳仏の釈迦如来像)
 境内には延命観音もまつられている。これは昭和41年に秋田県象潟の港湾工事で海中から引き揚げられた大石に彫られていたもので、慈覚大師円仁の作との伝承をもつという。

 また、境内の至る所に水が湧き、水音が絶えない。この水はすべて野川に通じている。


(葉が色づき始めた木もある)

 門前で売られている団子や饅頭。


 名物の深大寺そばを味わい、深大寺の湧水が形成した谷戸地形を生かした水性植物園も見て、帰ってきた。


 帰り道に見つけた庚申供養塔。寛延元(1748)年に旧深大寺村の庚申講の人たちが建てたもの。