冬毛のツシマテン

 昨日、今日は東京もわりと暖かい春めいた日和。雪もだいぶ少なくなった。今週中には消えそう。でも、各地で高濃度の大気汚染物質PM2.5が観測されているらしい。ちょっと心配だ。
 井の頭池の「かいぼり」は1月に池の水を抜き、2月は池底を天日干しする乾燥月間だったはずが2度の大雪で、乾く間もなく24日からポンプアップの井戸水による再注水が始まったらしい。桜が咲く頃には元の水位まで回復する予定。少しはきれいな池になるのかどうか。
 ということで、今日は少し前に撮った井の頭自然文化園のツシマテン。去年10月にも紹介したが、その後、飼育舎がしばらく「準備中」となっていて、死んでしまったのか、と心配していた。
 展示は再開されたが、どうやら「不慮の事故」で右前足を失ってしまったらしい。すっかり元気になったということだが、以前のように敏捷に動き回れるのかな、と思っていたら、相変わらず走りまわっていた。動きが速くて、大抵の人は三本肢であることに気がつかないほどだ。ちゃんと書いてあるのだけどね。でも、不慮の事故ってなんだったのだろう。扉にでも挟まれたのだろうか?




 2007年に対馬の民家で保護されたメス、名前はもみじ。


 これは夏毛のもみじ。同じ個体とは思えないぐらい色が違う。この時は肢も4本揃っていた。