井の頭自然文化園ではベンガルヤマネコ(アムールヤマネコ)とツシマヤマネコ(現在非公開)を飼育し、繁殖に取り組んでいるが、ツシマヤマネコについては雌雄の相性の問題もあり、成果が出ないままに個体の高齢化が進んでいる。そこで、人工授精による繁殖が試みられ、まずはアムールヤマネコで実施され、この春、赤ちゃんが誕生した。2匹生まれたうち1匹は死産だったが、もう1匹♂は順調に育ち、公開が始まった。
アムールヤマネコの母子。
遊び疲れ?
今回の成果はツシマヤマネコにも応用される予定。来年こそツシマヤマネコの赤ちゃんが誕生となるだろうか?
まぁ、中国東北部〜朝鮮半島に棲息するアムールヤマネコと長崎県対馬のツシマヤマネコは基本的に同種であるようだけどね。