キリンの赤ちゃん

 本日、参議院議員選挙公示。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから最初の選挙ということになるが、なんだか政党がやたらに増えて、高校生でなくてもわかりにくいな。投票日は7月10日。
 さて、本日のネタは多摩動物公園のキリンの赤ちゃん。5月26日に誕生した男の子。名前はユビスケ。これが多摩では174頭目の繁殖。
 母親のユリアと。




 このユビスケが誕生してまもない6月7日、父親のカンスケがわずか9歳で急死してしまった。死因は誤嚥による窒息とのこと。
 カンスケはここ数年、右前脚に変形性関節炎を患い、歩きにくそうにしていたが、それでも毎年、子どもを誕生させていた。6月4日に若いオスと小競り合いとなり、相手に倒されてしまい、群れから隔離されていたが、その3日後に突然天国に旅立ってしまった。

 残念な話としては、井の頭自然文化園ニホンカモシカ小雪も18日に相方だったチビスケや子どもたちの待つ天国へ行ってしまった。16歳というのはカモシカとしてはけっこうな高齢だから大往生なのだろうか。最近、寂しそうで元気がないように見えて、ちょっと気にはなっていたのだけれど…。
 この写真は2014年6月に誕生した小雪の最後の子どもとのツーショット。この子も昨年12月に1歳半で先に旅立ってしまった。

 はな子のいなくなった井の頭がますます寂しくなった。