第76回優駿牝馬(オークス)

 今年の3歳牝馬クラシックの第2戦、オークス東京競馬場の芝2400メートルで行われ、出走17頭がいずれも未経験の距離で3歳女王の座を争った。
 1番人気は桜花賞で断然の人気を集めながら展開に恵まれず9着に敗れたルージュバック。2番人気はその桜花賞を制したレッツゴードンキ
 レースは揃ったスタートからノットフォーマルが一気に先頭に立ち、そのまま逃げる。ルージュバックは中団の外を追走。その内側に並ぶようにレッツゴードンキ。こちらは前へ行きたがり騎手が抑えるのに苦労している様子。これが最後に伸びを欠く原因になったのだろう。
 レースはそのまま4コーナーを回り、長い直線へ。ここで好位に上がってきていたルージュバックが満を持して抜け出しを図り、それを桜花賞2着のクルミナルが追う。ルージュバックがそのまま先頭に立ち、クルミナルを振り切るかと思われたところに後方から3番人気のミッキークイーンが猛然と追い込んできて2頭を交わして鮮やかな差し切り勝ち。ルージュバックは今回はまさに正攻法で勝ちに行ったが、またも優勝を逃す。2冠目をめざしたレッツゴードンキは10着。
 ミッキークイーンディープインパクトの娘。

 1着 ミッキークイーン(浜中)  2着 ルージュバック  3着 クルミナル
 4着 アースライズ  5着 アンドリエッテ

 来週は日本ダービーだ。