多摩動物公園で4月11日に生まれたライオンの姉妹、イチゴとニイナが生後4ヶ月を経て、母親のナナと一緒に放飼場にデビューした。
ほかのライオンたちとは離れて、牛骨台上でくつろぐ親子。
この日は10頭出し。万が一のトラブルに備えて、パトロール車も常時、ライオン園内で待機して、ライオンたちの動きを観察している。
ライオンバスが通っても、もう慣れたのか、まるで動じない。
これはイチゴかな。お客さんもみんなイチゴという名前はすぐ覚えるが、ニイナは忘れてしまうらしく、「イチゴと…なんだっけ」という声を何度か聞いた。
母親のナナが立ちあがった。
ほかのライオンたちがいる方向へ歩いていく親子。
つづく。