ムツ

 多摩動物公園で暮らす動物の中でもかなり地味な存在であるゴールデンターキンは実はジャイアントパンダ並みに稀少な動物で、日本国内での飼育頭数もあまり多くない。
 そのゴールデンターキンの雄の赤ちゃんが1月12日に誕生し、「ムツ」と命名され、アムールトラのアルチョムと同じ2月2日から公開が始まった。
 父親の「オウテン」が1頭で出ていた狭いほうの運動場に、14時過ぎから父と交替で「ムツ」が母親の「ホイ」と一緒に出てきた。
 お客さんたちから一斉に「かわいい」という声が上がる。










 まだ角の生えていない頭をぐりぐり。

 「うちの子をよろしくね」

 雄であるムツは成長すれば、ゴールデンターキンという名前の通り、金色の毛をもつようになる。元気に育ってほしい。

 昨年生まれたメイ♀はすっかり大きくなった。

 珍しく崖の上に登っていた。

 メイは2016年2月7日生まれ。ということは今日が1歳の誕生日だ。