中央競馬の3歳牝馬三冠レースの第一戦、桜花賞が阪神競馬場・芝1600メートルで行われ、1頭が出走取消で17頭が出走した。
1番人気は昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝った2歳女王で、あのオルフェーヴルの娘、ラッキーライラック。ここまで4戦4勝。2番人気は前走シンザン記念で牡馬を破ったアーモンドアイ。
レースはラッキーライラックが絶好のスタートから好位につけ、最後の直線で先頭に立つ安定した強さを見せたが、それを後方にいたアーモンドアイが1頭だけ次元の違う豪脚で並ぶ間もなく差し切って優勝。桜の女王の座を射止めた。
アーモンドアイはロードカナロアの娘。あまりにも鮮烈なレースぶりで、新たなヒロインの誕生を感じさせた。