野田のコウノトリ続報

 千葉県野田市から自然に放されたコウノトリ、8月6日の最新情報。

 まずは2月22日以来、消息不明だった「りく」(昨年放鳥)が7月31日に佐賀県伊万里市にいることが確認された。前回確認時と同じ場所。ずっとそこにいたのだろうか。とりあえず、よかった。

 また、栃木県小山市のおそらく渡良瀬遊水地にいた「ひかる」も野田市に戻ってきた。これで野田には5羽が集結したことになる。

 「ひかる」は野田と渡良瀬遊水地を行ったり来たりしているので、また飛んで行ってしまうかもしれないけれど。

 「きずな」は熊谷市から羽生市に移動。「きずな」は利根川本流沿いを行ったり来たりしている。

 あとは変化なし。

 

 ところで、「ヤマト」と一緒に野田へ飛来した「歌」。ヤマト君が彼女を連れて帰省と話題になっているようだが、西日本のコウノトリ繁殖の拠点・兵庫県豊岡市生まれのペアが徳島県鳴門市に飛来し、電柱の上に巣づくりして繁殖し、昨春生まれたのが「歌」。巣立った「歌」は徳島から香川、山口など西へ向かった後、東へ向かい、一時期は野田生まれの「翔」と一緒にいるところを愛知県で目撃されてもいる(すぐに別れたらしい)。

 そして、今年の3月頃から茨城県神栖市付近で目撃されるようになり、「ヤマト」や「翔」「未来」と行動を共にするようになり、そして、今度「ヤマト」と一緒に野田にやってきたそうだ。

 野田市が公表した「ヤマト」と「歌」のツーショット。

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 このままペアで野田に定着してほしい。