先週の多摩動物公園で猛禽類のキーパーズトークが行われていた。
ハチクマ。調布市内で保護された個体で、足にけがをして野生復帰は困難ということで、園内で飼育されている。
ハチクマはスズメバチやアシナガバチの巣を襲って、幼虫や蛹を食べるという独特の習性をもつタカ。園内で採取された蜂の巣を与えることもあるそうだが、ふだんは馬肉や高齢犬用のドッグフードなどを与えているそうだ。
しかし、この日は特別なイベント。ということで、蜂の巣が用意されていた。
蜂の巣を襲って、蜂に刺されないのか、というのは誰もが疑問に思うことだが、ハチクマは鱗のように羽毛が硬く、密集していて、毒針が刺さらない、また蜂が嫌がったり、蜂の攻撃性を弱めたりするようなフェロモンを出すのではないかと考えられているようだ。
(きょうの1曲)Miles Davis / Blue in Green
もう60年も前の神がかり的な名演。