敬老の日ということで、動物園のお年寄りたち。
最高齢は何といっても、上野にいる90歳の太郎。ガラパゴスゾウガメ。わりと最近、このブログに登場したけど。
90歳といっても、ゾウガメとしてはまだ爺さんというほどの年齢ではない。目標は150歳か。
同じく上野にいるガラパゴスゾウガメの亀吉。79歳。太郎よりはだいぶ小さく、甲羅の形が個性的。
亀吉は気が強く、太郎を威嚇して追いかけ回すので、一緒にはできないらしい。
というわけで、普段は非公開エリアにいるが、太郎が夏、屋外の運動場に移動している間だけ公開エリアに出てくる。たぶんもう今年は見られない。また来年の夏には80歳になった亀吉に会えるはず。
続いて、多摩にいるオオフラミンゴの「緑20」♂。推定1958年生まれの61歳。こちらは正真正銘のお爺さん。
もう両目はほとんど見えていないらしい。餌も飼育員さんの介助で食べている。
ここには100羽を超えるフラミンゴがいるが、「緑20」は群れからぽつんと離れて佇んでいることが多いので、すぐに見つけられる。
緑色の足環の「20」が目印。
多摩のアフリカゾウの「アコ」♀。54歳。国内のアフリカゾウでは最高齢。
スイカを踏みつぶして、食べている。
多摩にはアジアゾウで国内最高齢の「アヌーラ」66歳♂もいるが、現在は非公開の新アジアゾウ舎で快適に過ごしているようだ。
みんな長生きしてほしい。
(きょうの1曲)Pierre Moerlen's GONG / Xtasea