「ぶり」と老狸

 東京は今日も晴れて、最高気温は31.9℃。8日ぶりの真夏日。この「ぶり」、最近、変な使い方をする人をテレビでよく見かける。たとえば、「1月以来、半年ぶり」というところを「1月ぶり」という使い方。コロナの緊急事態宣言が解除された時も街頭で、レポーターが街の人に「外出はいつぶりですか?」などと聞いていた。こういうことに目くじらを立てるのは年を取った証拠なのかもしれないが、それでも気になる。もうテレビを見るのはやめよう、とすら思う。言葉は時代とともに変化するものだというけれど、こういう変化まで認めていいものかどうか。まぁ、いま正しい日本語だと思って使っている言葉の中にも、数百年前に誤用によって使い方が変化した言葉がたくさんあるわけだけど・・・。「正しい日本語」の総本山というべきNHKも最近はかなり怪しい状況だしね。

 

 週末に吉祥寺に買い物に出かけたついでに井の頭公園を散策。

 年老いて顔が白くなったタヌキ。

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 目も白く濁って、もうあまり見えていないのかもしれない。

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 おじいさんなのか、おばあさんなのか分からないけれど、こういう動物は特にニュースになることもなく、公式サイトで報告されることもなく、ある日、突然消えてしまう、ということが多い。次に井の頭に行った時も元気でいてほしいなぁ、と思う。

 

(きょうの1曲)あっぷるぱい/カルピスソーダの夏


あっぷるぱい  カルピスソーダの夏