久しぶりに青空が広がった日曜日。
ホームセンターでカカリアの開花苗を税込み217円で売っていたので、つい買ってしまった。
カカリアの花の実物は初めて見た。カカリア・スカーレットマジックという品種で、別名はエフデギクまたはベニニガナ。調べてみると、青い花のカカリアもあるらしい。
エフデギクというと、かつて北海道で見たコウリン(紅輪)タンポポも別名がエフデギクで、実際、よく似ている。ただ、コウリンタンポポがヨーロッパ原産なのに対して、このカカリアはインド東部原産で寒さには弱いらしい。
北海道の礼文島で見たコウリンタンポポ(オレンジ色の花)。こんなところに咲いていてはいけない花ではある。
ちなみにコウリンタンポポを初めて見たのは北海道東部の別海町でのこと。海岸沿いの国道を自転車で走っていて、道端にオレンジ色のタンポポみたいな花が咲いているのを 目にして珍しい花だな、と思ったのを覚えている。昨日のタンポポモドキもそうだが、自転車で旅をすると、こんなふうに道端に咲いていた小さな花一輪まで記憶に残るものである。
要するに僕は本当はカカリアではなく、コウリンタンポポを育ててみたい、と思っているのだった。
庭では濃いピンクのカワラナデシコに続いて、薄いピンクや白のナデシコも咲き始めた。
ムラサキシキブの葉にいたカマキリ。
(きょうの1曲)ORGANS CAFE / Cacalia
カカリアという花の名前を知ったのはこの曲のおかげである。調べてみると、カカリアの別名はエフデギクだというし、しばらく僕はカカリア=コウリンタンポポだと思っていた。