秋分の日。東京都心の最高気温は31.7℃。10日ぶりの真夏日で、今年50回目の真夏日でもあったそうだ。
上野動物園で昨年10月31日に誕生したアジアゾウの子ども「アルン」♂。すくすくと成長しているようだが、あまり大きくならないうちに見ておきたいと思い、行ってきた。
母親の「ウタイ」と一緒に出ていた。
体重460キロ。生まれた時は120キロぐらいだったはず。
水を飲むアルン。
(きょうの1曲)RENAISSANCE / Forever Changing
敬老の日。今日の東京は秋晴れ。セミの声は少なくなって、自宅周辺ではツクツクボウシが1匹鳴いていたぐらい。朝夕はコオロギやアオマツムシが賑やか。庭で久しぶりにイトトンボを目撃。
カーリングのミックスダブルス日本代表決定戦も今日が最終日。予選から勝ち上がった松村千秋・谷田康真組と吉田夕梨花・松村雄太組の対戦。予選では1勝1敗だったので、今日の3試合で先に2勝したほうが代表決定ということになる。
午前10時半から第一試合。
3エンドまで1点ずつを取り合い、松村・谷田が2-1とリードした第4エンド、吉田・松村が3得点で4-2と逆転。
しかし、ブレイクをはさんだ第5エンドで松村・谷田が一挙に4得点で再逆転。6-4。さらに第6エンドでも1点スチールし、7-4。
第7エンド、吉田・松村が1点に終わり、最終エンドは不利な先攻ということで、ここで相手の勝ちを認めるコンシード。7-5で松村・谷田が勝ち、通算2勝1敗として、代表決定に王手をかけた。
15時半からの第二試合。
1エンドで不利な先攻だった吉田・松村がいきなり1点スチール。2エンドは松村・谷田が1点を返すが、3エンドは吉田・松村が2点を取り、3-1。すると、4エンドは松村・谷田も2点をあげ、3-3の同点で前半終了。
後半の第5エンド、後攻は吉田・松村で、すでに2点を持った状態で、松村雄太の最終投は絶妙のドローショットで3点目を奪い、6-3とリード。
ちなみにミックスダブルスでは各エンド、まず後攻チームがハウスの中心のやや後ろに1個、先攻チームがハウスの手前にガードストーンを置いた状態から始まり、各チームが5投ずつ。そして、第1投を担当した人が第5投も担当し、間の2~4投をもう一人が担当する。2~4投は力の必要なショットやスイープが求められる場合が多く、こちらを男性が担当するのが一般的だが、吉田・松村は決定力のある松村が1,5投を担当する珍しいパターン。それが第5エンドでも生きたと言える。
そして、第6エンド。3点を追う松村・谷田は1試合の中で各チームが後攻の時に1回だけ使えるパワープレイを宣言。パワープレイの時は後攻チームが複数点を取りやすいように最初の石の配置がセンターライン上ではなく、左右どちらかのサイドに置いた状態で始まる。一方、先攻の吉田・松村はここで投げ順を変えて、第1投は吉田夕梨花。得意のウィックショットでガードストーンをずらす作戦。
しかし、松村・谷田は着実に大量得点パターンを築いていき、吉田夕梨花のラストショットでもその形を崩すことができず、3点を持った状態で松村千秋のラストショット。これを谷田の全力スィープで得点圏に送り込み、一挙4点。7-6と大逆転に成功。
第7エンドには吉田・松村がパワープレイに出るが、1点止まり。同点にはなったが、最終8エンドは松村・谷田が有利な後攻。
激しい攻防となるが、4投目の谷田がNo.1を取ると、松村雄太がラストストーンをNo.1にすることができず、妹・千秋のラストショットを待たずにコンシード。この瞬間に8-7で松村千秋・谷田康真組の勝利となり、日本代表に決定した。
今日の2試合は見ごたえのある素晴らしい試合だった。
松村・谷田組は12月にオランダで開催される北京五輪世界最終予選に出場し、14チーム中、2位以内に入れば、日本としては史上初のMDでのオリンピック出場となる。2位以内というのはいかにも厳しそうだが、すでに強豪国の多くは出場権を得ているので、可能性はあると思う。頑張ってほしい。
(おまけ)今宵の月。
夕方、窓の外から隣人の「月がめっちゃきれい」という声が聞こえてきたので、撮った一枚。満月は明日だ。
(きょうの1曲)Peter Hammill / Given Time
アメジストセージが咲き始めた。植え付けた時は小さな苗だったが、ちょっと邪魔なぐらい大きくなった。
カーリングのミックスダブルス日本代表決定戦は予選2日目。
第一試合は吉田・松村が竹田・竹田を10-1の大差で破り、2勝1敗とし、3連敗の竹田・竹田の敗退が決まる。
第二試合は松村・谷田が接戦の末、7-6で竹田・竹田を破り、3連勝。
そして、NHK-BSで中継のあった16時からの第三試合は昨日の一方的な試合とは全く違う展開となり、松村・谷田がアイスの読みに苦戦して、思うようなショットが決まらず、吉田・松村が7-4で勝利。松村兄妹の対決は1勝1敗となり、明日の3試合で(予選の1勝を含めて)先に3勝したほうが日本代表に決定する。ふたりの両親は「(妹の)千秋を応援する」と言っているそうだが、雄太は男子4人制で、千秋はMDで、兄妹そろってオリンピックに行ってほしいという親心なのだろう。
明日は全試合NHK-BSで中継がある。
僕のPCやスマホのネットニュースではカーリング関連の情報がバンバン出てくるのだが、それは僕がこんな記事を書いているからであって、世間的にはこんな大会が行われていること自体ほとんど知られていないのだろうね。
(きょうの1曲)LA GRANDE FORMATION / Anyone Lived In A Pretty How Town
台風14号の影響で東京は朝から大雨。しかし、午後には小降りになったり、一時は止んで、薄日が差したりもしたが、また雨が降り出し、夜になっても降り続いている。
我が家の秋海棠が咲きだした。
ずっと雑草に囲まれながら、細々と生き延びてきたのだが、去年、いったん掘り上げて植え直したら、すっかり元気になって、今年は株がだいぶ殖えている。あまり殖えても困るのだが・・・。
さて、カーリングの日本代表決定戦。先週は女子の4人制で、ロコ・ソラーレが日本代表の座をつかんだが、今週はミックスダブルスの日本代表決定戦が稚内市で始まった。もちろん、無観客での開催。
昨年の日本選手権を制した松村千秋(中部電力)・谷田康真(コンサドーレ)組と今年優勝の吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)・松村雄太(コンサドーレ)組に加え、ミックスダブルスのワールドカーリングツアー(WCT)ランキング日本最上位である竹田智子・竹田直将の夫婦ペアという3チームが出場。ちなみに松村雄太と松村千秋は実の兄妹である。
ミックスダブルスの経験が豊富で、WCTランキング日本最上位の竹田・竹田だが、ほかの2チームはいずれも4人制を主戦場としており、MDの経験は少ないとはいえ、やはり松村・谷田と吉田・松村の代表争いかな、という気がする。
松村・谷田組。
吉田・松村組。
竹田・竹田組。
今日と明日の予選リーグは3チーム総当たりで、各対戦を2試合ずつ行い、上位2チームが明後日の代表決定戦に進む。決定戦は予選での対戦2試合も含めて、5戦で先に3勝したほうが代表に決定というルール。なので、今日と明日の予選で連勝なら、明後日は1勝すればよいわけだ。もつれると、明後日は1日で3試合を行う場合もありうる。
さて、その予選リーグ初日。朝の試合だけNHK-BSで中継があったのだが(あとの2試合はYouTubeでライブ配信)、第一試合は吉田・松村が10-4で竹田・竹田に勝利。
第二試合は松村・谷田が7-4で竹田・竹田を破る。
第三試合の松村・谷田と吉田・松村の対戦は好ゲームが期待されたが、正確なショットを次々と決める松村・谷田が吉田・松村を圧倒。9-2で兄妹対決はまず妹の先勝となった。
この2チームのメンバーの中で谷田と松村雄太はコンサドーレですでに男子日本代表になっているし、吉田夕梨花もロコ・ソラーレで先週、女子代表の座をつかんでいる。そのため、松村千秋がほかの誰よりもこのMDで日本代表になってオリンピックに出場することを悲願としているはず。まだ日本は男子も女子もMDも北京オリンピック出場権を獲得できておらず、今後の世界最終予選で勝ち抜かねばならないわけだが、僕も松村千秋にオリンピック出場のチャンスをつかんでほしいな、とは思う。
そこは兄貴の雄太も十分に解っていると思うのだが、こういう場合、どんな心理になるのだろう。何が何でも妹を破って、自分が代表になるんだという心境になれるものだろうか、なんてことを考えてしまう。
そのへんの執念の差みたいなものが今日のゲームに出たような気がしないでもない。
(きょうの1曲)さよならポニーテール/星屑とコスモス