MDカーリング準決勝&決勝

 東京は今日も晴れ。鉢植えのケヤキやサツキなどの植え替えを行う。

 紫色のクロッカスが咲き始めた。

 今朝の小鳥。インコ、キジバトヒヨドリ、スズメが入り乱れている。


www.youtube.com

 2月27日から長野県の軽井沢アイスパークで始まった日本ミックスダブルスカーリング選手権も今日が最終日。

 現在、世界ランキング3位でこの大会連覇を狙う松村千秋・谷田康真組が2次リーグでまさかの敗退となり、プレーオフに進出したのは2次リーグ4勝1敗で1位通過となったSC軽井沢クラブの上野美優・山口剛史組と2位の現在、世界ランキング6位の小穴桃里・青木豪組、3位の小野寺佳歩・前田拓海組の3チーム。

 今日は9時半から小穴・青木と小野寺・前田がSCの待つ決勝進出をかけて準決勝で対戦。今シーズンはカナダ遠征で5大会に出場して4回優勝と絶好調の小穴・青木が有利かと思ったが、小野寺・前田が10-6で勝利。

 準決勝

小穴・青木  03001200  
小野寺・前田 20230021 10 

 

 13時半からの決勝は世界ランク3位と6位の強豪チームがいずれも姿を消して、予想外の組み合わせとなった。ハイレベルなショットの応酬で、ミックスダブルスならではの点の取り合いとなったが、SC軽井沢クラブが4-3とリードして前半終了。後半5エンドにもSCが2点スチールして6-3。6エンド後攻の小野寺・前田は1試合に一度だけ使えるパワープレイを選択し、複数点を取りやすい石の配置から始めて、2点を取り、1点差。7エンドにはSCがパワープレイで、最後は上野美優が4点ショットを決めて、10-5となったところで、相手が最終エンドを前にコンシード。SC軽井沢クラブが優勝。SCは通算10勝1敗。唯一の黒星が2次リーグでの松村・谷田戦だった。

 

 決勝

小野寺・前田   0210020×  
SC軽井沢クラブ 2002204× 10

 

 上野美優と山口剛史は来月、スウェーデンで行われるMD世界選手権に日本代表として出場する。4人制とMDの日本選手権をともに制した上野はその前に今月カナダで開催される女子4人制の世界選手権にもSC軽井沢クラブのスキップとして出場する。2年前の世界ジュニア金メダリストはやはり只者ではない。今大会でも1投目と5投目を担当し、安定したショットを決め続けた上野は間違いなく大会MVPだろう。

 

 優勝 上野美優・山口剛史

 準優勝 小野寺佳歩・前田拓海

 3位 小穴桃里・青木豪

 

(きょうの1曲)MATIA BAZAR / Per Un'ora D'amore


www.youtube.com

日本MDカーリング選手権2024

 きょうから3月。昨夜の雨も朝には上がり、日中は晴れ。気温も上がり、3月らしい暖かさ。梅の季節は終わりに近づき、河津桜があちこちで見ごろになっている。

 今朝の庭の鳥たち。


www.youtube.com

 2月27日に長野県の軽井沢アイスパークで開幕した日本ミックスダブルス(MD)カーリング選手権2024。今年は18チームが参戦し、6チームずつ3組に分かれて、総当たりの1次リーグを戦い、各組の上位2チームが2次リーグに進出するという方式で、本日から2次リーグが始まった。

 前年優勝で、昨年の世界選手権で日本チーム最高の銀メダルを獲得した現在世界ランク3位の松村千秋・谷田康真組(松村・谷田、愛称チャッスー)、そして、昨年準優勝で、今季から世界ツアーに本格参戦し、カナダで勝ちまくって世界ランキングで6位まで急上昇した小穴桃里・青木豪組(小穴・青木)がミックスダブルスでは2強といえた。

(谷田康真・松村千秋)

(青木豪・小穴桃里)

 小穴・青木はここでも5連勝で1次リーグを突破したが、今大会では強化委員会推薦枠でフレッシュなコンビが多数参戦して、少し様相が変わりつつあるかもしれない。

 松村・谷田が1次リーグ初戦で、フォルティウス小野寺佳歩とロコドラーゴの前田拓海のコンビにいきなり敗れたのが象徴的だ。小野寺・前田は5連勝で2次リーグ進出。松村・谷田も4勝1敗で1次突破。

(前田拓海・小野寺佳歩

 また、ここ数年、ロコソラーレの藤澤五月とペアを組んでいたSC軽井沢クラブの山口剛史が今大会では先の4人制日本選手権・女子で初優勝を果たしたSC軽井沢の若きスキップ、上野美優と組んで、1次リーグは5戦全勝でA組1位通過。

SC軽井沢クラブ=山口剛史・上野美優)

 ほかにも世界ジュニアで銀メダルを獲得して帰国したばかりの北海道銀行の3人と札幌国際大学の三浦由唯菜が出場し、札幌国際大が4勝1敗でA組2位、Kit カーリングクラブの臼井槙吾と道銀・中島未琴のペアも4勝1敗、C組2位で2次進出。

札幌国際大学=佐々木彩斗・三浦由唯菜)

(臼井槙吾・中島未琴)

 話をまとめると、

 A組1位 SC軽井沢クラブ(5勝0敗) 2位 札幌国際大学(4勝1敗)

 B組1位 小野寺・前田(5勝0敗) 2位 松村・谷田(4勝1敗)

 C組1位 小穴・青木(5勝0敗) 2位 中島・臼井(4勝1敗) 

 この6チームが2次リーグに進出し、今日から対戦(1次で対戦したチーム同士は再戦せず、1次の結果を2次に持ち越し)。

 1次リーグは朝、昼、夕、夜にそれぞれ4試合ずつが行われていたが、2次リーグは10時からと15時から、それぞれ3試合ずつ。2次リーグは明日までで、明後日に2次の上位3チームによるプレーオフ。まず2位と3位のチームが9時半から準決勝。勝者が13時からの決勝で1位のチームと対戦する。

 

 今日の結果。

10時開始

SC軽井沢クラブ8-4中島・臼井 

小穴・青木5-4小野寺・前田 全勝対決は小穴・青木が制す。

松村・谷田9-2札幌国際大

 

15時開始

小野寺・前田8-5札幌国際大

中島・臼井7-6松村・谷田  

SC軽井沢クラブ9-4小穴・青木  全勝対決でSCが勝利。

 

 ここまでSC軽井沢クラブが唯一全勝。松村・谷田は1勝2敗となり、連覇に黄色信号?

 

 ところで、今大会で個人的に注目していたのが、1次リーグで敗退してしまったが、東北ブロック代表のチーム松原(岩手県)。高校1年生の松原理桜(りお)と中学2年生の松原永和(とわ)の姉弟ペア。

 松原永和くんは小学5年生だった2021年2月の4人制の日本選手権にオジサンたちに交じって東北代表で出場。残念ながら1勝もできずに敗退してしまったが、そのままマンガかアニメにしてほしくなるようなチームだった。

(2021年のチーム岩手のメンバーだった当時小5の松原永和くん)

 その後、永和くんは中学生の日本選手権で優勝。そのチームにお姉さんの理桜さんもいた。

 そして、今年の女子の日本選手権には理桜さんが出場。そして、今回、MDに姉弟ペアで出場したのだった。結果は1勝4敗の5位だったが、永和くんにとっては記念すべき年齢制限なしの日本選手権での初勝利をあげることができた。この先も楽しみ。日本のトップ、世界の頂点をめざして頑張ってほしい。

(チーム松原=松原永和&松原理桜)

ブーゲンビリア

 二日続けて強風が吹き荒れ、花粉光環が出現した東京は今日は風もおさまり、わりあい穏やかな晴天。

 冬の間は室内で管理しているブーゲンビリア。一時はだいぶ葉を落としてしまったが、また新しい芽が出て、花も付き始めた。

 きょうの夕景。日没地点が富士山よりだいぶ北に移動した。

(きょうの1曲)the indigo / BLUE


www.youtube.com

花粉光環

 今日の東京はすっきりとした晴れだったが、北風が強く吹き荒れ、都内でも最大瞬間風速が20メートルを超える。

 この強風で、杉花粉も大量に飛散したようで、太陽の周囲に虹色の輪が見える花粉光環が出現。

 今日の花粉光環の出現はネットのニュースにもなっていた。テレビなどでも報じられたのかどうかは知らない。

 こんなものが見えても、花粉症の人にとってはちっとも嬉しくないのだろう。

 

(おまけ)カワラヒワ

(きょうの1曲)Pat Metheny / If I Could


www.youtube.com

クリスマスローズ

 今日は朝のうちは曇りだったが、昼前には雨が降り始め、寒い一日。

 クリスマスとは全く時季がズレているが、クリスマスローズが咲きだした。

 みんな俯き加減に咲いているので写真を撮りにくい。

 ヒヨドリクリスマスローズ


www.youtube.com

(きょうの1曲)Jacques Pelzer / I Fall In Love Too Easily


www.youtube.com

カーリング女子ジュニアは銀メダル

 今日の東京は昨日の冷たい雨から一転、晴れて、少しは暖かくなる。それでも春の陽気というよりは冬晴れといった感じ。

 フィンランドのロホヤで行われている21歳以下による世界ジュニアカーリング選手権。日本代表は昨年の日本ジュニア選手権で優勝した北海道銀行リラーズの中島未琴(20)、仁平美来(21)、田畑百葉(21)に5回目の世界ジュニアとなるSC軽井沢クラブの上野結生(21)、3回目となる札幌国際大学の三浦由唯菜(19)の2名が加わり、2年ぶりの金メダルをめざした。予選リーグを7勝2敗の2位で準決勝に進出した日本は現地23日に予選3位のノルウェーと対戦。8-5で勝利し、決勝進出を決めるとともに、3大会連続のメダル獲得も確定。


(左から三浦、中島、上野、仁平、田畑の各選手)

 そして、今日、日本時間17時から予選から10連勝のスイスと対戦。今大会の出場チームの中でも頭一つも二つも抜けた存在であるチームXenia Schwallerに対して、日本は中島、上野、仁平、田畑の4人で挑み、序盤こそ接戦だったが、とにかくミスのほとんどない相手に対して根負けしたかのように、終盤にミスが出て、8エンドに一挙4点を奪われ、3-10となったところで相手の勝ちを認めるコンシード。選手たちにとっては悔しい銀メダルとなったが、それでも銀メダルである。

 2022年がSC軽井沢クラブJrで金メダル、昨年は北海道・名寄高校の選手を中心とするチームで銀メダル。そして、今年は北海道銀行を中心とする選手で銀メダル。3大会とも上野、三浦の両選手が加わっていたとはいえ、異なるスキップのチームでいずれもメダルを獲得したということは日本女子の若い世代の層の厚さを物語るものだといえるだろう。今回の銀メダルで日本女子は来年の世界ジュニアの出場権も獲得したことになるが、来年はどんなチームが出てくるだろう。三浦選手のチームが名寄高校から札幌国際大に揃って進学しているので、チーム三浦が有力か? SC軽井沢にも有望な若手が多数いるけれど。日本の男子も負けずにがんばってほしい。

 決勝と同時に行われた3位決定戦はノルウェーがカナダを破り、銅メダル。

 

 来週はミックスダブルスの日本選手権が軽井沢アイスパークで始まり、今回のジュニアチームからも北海道銀行の3名が帰国してすぐ参戦予定。時差ぼけは大丈夫か?

 

(おまけ)ジョウビタキ

(きょうの1曲)Virginia Astley / Melt The Snow


www.youtube.com

豊後梅が開花

 東京は20日に最高気温が23.7℃まで上がって、2月としては記録的な暖かさになり、暖かいというより暑いぐらいだったが、そこから気温が急降下。昨日、今日は日中の気温が一桁で、冷たい雨が降ったり止んだり。

 そんななか、気温が上がった20日に庭の豊後梅が開花。

 ヒヤシンスも次々と咲き出した。

 暖かさに誘われて例年より早めに咲いたものの、その後の寒さで震え上がっているかもしれない。

 これは18日の馬事公苑の梅。以前は梅林があったが、リニューアル後は梅林は消えてしまった。

 フィンランドで開催中のカーリングの世界ジュニア選手権。日本は女子だけが出場していて、10チーム総当たり戦の予選リーグでスウェーデンスコットランドに連勝スタートというところまで書いた。その後、ドイツにも勝って3連勝。4戦目は現在のジュニアでは世界最強(一般の世界ランキングでも開幕時点でロコソラーレより上の11位)のSchwallerに敗れ、カナダ戦も延長の末、敗戦。そこから立て直して、中国、ノルウェー、韓国に3連勝で通算6勝2敗として、ここまで8戦全勝のスイスに次ぐ2位で予選突破を決める。日本時間で今夜の予選最終戦はトルコが相手。普通にやれば勝てるはず。

 これで日本は4大会連続のベスト4。過去2年は金メダルと銀メダル。今年はどうなるだろうか。

(追記)トルコには9―1で圧勝。通算7勝2敗の予選2位で準決勝進出。

(きょうの1曲)VITA NOVA / Scarborough Fair


www.youtube.com