カーリング女子ジュニアは銀メダル

 今日の東京は昨日の冷たい雨から一転、晴れて、少しは暖かくなる。それでも春の陽気というよりは冬晴れといった感じ。

 フィンランドのロホヤで行われている21歳以下による世界ジュニアカーリング選手権。日本代表は昨年の日本ジュニア選手権で優勝した北海道銀行リラーズの中島未琴(20)、仁平美来(21)、田畑百葉(21)に5回目の世界ジュニアとなるSC軽井沢クラブの上野結生(21)、3回目となる札幌国際大学の三浦由唯菜(19)の2名が加わり、2年ぶりの金メダルをめざした。予選リーグを7勝2敗の2位で準決勝に進出した日本は現地23日に予選3位のノルウェーと対戦。8-5で勝利し、決勝進出を決めるとともに、3大会連続のメダル獲得も確定。


(左から三浦、中島、上野、仁平、田畑の各選手)

 そして、今日、日本時間17時から予選から10連勝のスイスと対戦。今大会の出場チームの中でも頭一つも二つも抜けた存在であるチームXenia Schwallerに対して、日本は中島、上野、仁平、田畑の4人で挑み、序盤こそ接戦だったが、とにかくミスのほとんどない相手に対して根負けしたかのように、終盤にミスが出て、8エンドに一挙4点を奪われ、3-10となったところで相手の勝ちを認めるコンシード。選手たちにとっては悔しい銀メダルとなったが、それでも銀メダルである。

 2022年がSC軽井沢クラブJrで金メダル、昨年は北海道・名寄高校の選手を中心とするチームで銀メダル。そして、今年は北海道銀行を中心とする選手で銀メダル。3大会とも上野、三浦の両選手が加わっていたとはいえ、異なるスキップのチームでいずれもメダルを獲得したということは日本女子の若い世代の層の厚さを物語るものだといえるだろう。今回の銀メダルで日本女子は来年の世界ジュニアの出場権も獲得したことになるが、来年はどんなチームが出てくるだろう。三浦選手のチームが名寄高校から札幌国際大に揃って進学しているので、チーム三浦が有力か? SC軽井沢にも有望な若手が多数いるけれど。日本の男子も負けずにがんばってほしい。

 決勝と同時に行われた3位決定戦はノルウェーがカナダを破り、銅メダル。

 

 来週はミックスダブルスの日本選手権が軽井沢アイスパークで始まり、今回のジュニアチームからも北海道銀行の3名が帰国してすぐ参戦予定。時差ぼけは大丈夫か?

 

(おまけ)ジョウビタキ

(きょうの1曲)Virginia Astley / Melt The Snow


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