日立中央研究所の庭園開放

昨日は国分寺市にある日立中央研究所の庭園開放日だったので朝から出かける。本当は自転車で行きたかったのだが、あいにくの雨模様だったので電車で行く。
このような企業の研究施設は部外者は立ち入り禁止が当たり前だが、ここは春と秋の年二回だけ庭園を一般に公開している。それはここが多摩川の支流で武蔵野の湧水を集めて流れる野川の源流にあたるからだ。広大な敷地の大部分は武蔵野の自然がそのまま残り、あちこちに湧き水がある。国分寺崖線に湧水が刻みこんだ谷戸に水をためた大池の周りを散策し、水門から流れ出した水が西武線と中央線の下をくぐるトンネルの中に消えていく野川の出発点を確認してきた。