東日本大震災

 2011年3月11日はすべての人々が忘れてはいけない日になってしまった。
 14時46分、宮城県沖を震源とする地震が発生。マグニチュード8.8(のちに9.0に修正)という明治以降の観測史上国内最大、世界史上でも最大級の巨大地震
 東京でもこれまで経験したことのないような大きな振幅で大地がグラグラと横揺れ。
 その後も三陸から茨城県沖にかけてM7クラスの余震が発生。
 テレビをつけて最初に目に飛び込んできたのは東京・お台場でビルが黒煙を上げて炎上する光景だった。しかし、本当に大変なことになっていたのは、三陸から関東にかけての太平洋岸だった。大津波
 その後のあまりに衝撃的な光景はもう書く必要もない。

 犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 藤沢に住む妹となかなか連絡がつかず、心配したが、どうやら地震発生時に新宿のデパートのレストランにいたらしく、首都圏のすべての鉄道が止まってしまったために帰ることもできず、ベビーカーを押しながら2時間半かけて我が家まで歩いてきた。22時前に到着。3歳になったばかりの姪のおかげで家の中が少し明るくなる。
 レストランではお金を払わずに逃げてしまった人たちもいたらしい。

 地震発生以来、すべてのテレビがCMなしで、この大震災のニュースを報じ続ける。こちらも相次ぐ余震におびえつつ、テレビを深夜まで見続ける。
 不安で夜もあまり眠れない。