鵡川のD51

 北海道・日高地方の鵡川で国道沿いの土建会社の敷地に保存というよりは放置されていた2台の蒸気機関車

 手前のまだ状態がマシなほうはD51−25。後方のナンバープレートもなく、ひどく錆びついたほうはD51−26らしい。


 いずれも昭和24年に製造されサハリンに輸出された車両だそうだ。それがどういう経緯でこんなところに眠っているのか分からないが、SLというのは機械のわりに妙に人間くさいところがあって、彼らは一体どんな生涯を送ったのかなぁ、といろいろ想像してみた。
 この写真は2000年夏の撮影だが、その後どうやら解体されてしまったらしい。