バッタの水上生活

 庭にたくさんいるオンブバッタのうち、2匹がここ数日、姫睡蓮の葉の上にいる。しばらくはここを生活の場とするらしい。
 少しは涼しくて過ごしやすいのだろうか?

 当然、睡蓮の葉っぱを食べているわけだが、最近、葉が水面を覆い尽くすほどだったので、少しぐらいいいかな、と思う。



 しかし、このバッタ、よく見ると、右後ろ肢がないような…。

 今朝は窓の外からまたクマゼミの声が聞こえた。クマゼミが鳴いたのは朝のうちだけで、日中はアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミが賑やか。
 2002年夏に九州南部を旅した時、朝は猛烈に喧しかったクマゼミが日中は鳴かず、夕方になるとまた鳴きだした、という記憶があるのだが、クマゼミというのはそういう習性なんだろうか。
 その旅で訪れた鹿児島県の口永良部島の新岳(626m)が今日午後0時24分頃、1980年9月以来、34年ぶりに噴火し、噴煙が800メートルの高さまで上がったとのこと。ひどい災害にならなければよいけれど…。
 以下の写真はすべて2002年8月撮影。

屋久島の西12キロの海上に浮かぶ口永良部島屋久島・西部林道より)
 豊かな温泉が湧く「緑の火山島」で、12年前の旅の際には島の人口は160人ほどということだったが、今は77世帯135人に減っているそうだ。もとは2000人ほどが暮らしていたようだが、徐々に減少し、1966年の大爆発をきっかけに人口が激減したという話だった。
 島には噴火に備えたコンクリート製の待避壕があったのを思い出す。

口永良部島探検記


口永良部島の中心集落・本村。画面左が火山)



(島唯一の商店街)
 なかなか面白い島だったが、もう行くことはないだろうなぁ。