春競馬の締めくくり、グランプリ宝塚記念が阪神競馬場・芝2200メートルで行われ、11頭が参戦。
大阪杯、天皇賞とG1を連勝中で、秋はフランス凱旋門賞をめざす現役最強馬キタサンブラックが圧倒的な1番人気に推された。
レースはシュヴァルグランがゆったりとしたペースで逃げ、キタサンブラックは3番手という予想外の展開。
そして、最終コーナーを回ると、キタサンブラックが伸びるのかと思いきや、意外に伸びない。かわりに外からサトノクラウンが伸びてきて、内から伸びたゴールドアクターを抑えて優勝。キタサンブラックは最後、ずるずると後退して9着。まさかの惨敗。
サトノクラウンはMarju産駒の牡5歳。G1は昨年末の香港ヴァーズに続く2勝目。国内では初制覇。
今日の結果で、キタサンブラックの凱旋門賞挑戦も白紙になったようだ。夏はゆっくり休んで、秋にまた強さを見せてほしい。
1着 サトノクラウン(デムーロ) 2着 ゴールドアクター 3着 ミッキークイーン
4着 シャケトラ 5着 レインボーライン