先週の2歳女王決定戦に続き、今週は2歳王者決定戦、朝日杯フューチュリティステークス(G1)が阪神競馬場・芝1600メートルで行われ、2頭の牝馬を含む2歳馬18頭が参戦。
先週のソウルスターリングに続き、フランケルの娘で2戦2勝のミスエルテが1番人気。ややテンションが高いのが気がかり。
レースはボンセルヴィーソがスローペースで逃げ、ミスエルテは中団で我慢の追走。そのまま最後の直線。粘るボンセルヴィーソに対して、注目のミスエルテが弾けるように伸びてくるかと思いきや、意外に伸びない。かわりに後方から6番人気のサトノアレスが大外一気の強烈な末脚で前を行く馬をまとめて交わして先頭に躍り出て、そのままゴール。2歳王者の座についた。
サトノアレスはディープインパクト産駒。藤沢和雄厩舎が先週に続き2歳G1を連勝、これは史上初の快挙。
1着 サトノアレス(四位) 2着 モンドキャンノ 3着 ボンセルヴィーソ
4着 ミスエルテ 5着 トラスト