春の女王決定戦、ヴィクトリアマイルが雨の降りだした東京競馬場・芝1600メートル(やや重)で行われ、4歳以上の牝馬18頭が参戦した。交流G1を含めてG1優勝馬が6頭というハイレベルなメンバーで混戦模様のなか、G1未勝利ながら過去G1で2着が3回というリスグラシューが1番人気に推された。
レースは最後の直線で大混戦となったが、中団の外から伸びてきた8番人気ジュールポレールが先に抜け出していたレッドアヴァンセらをゴール前で交わし、リスグラシューの猛追を鼻差で封じて優勝。春のマイル女王の座についた。リスグラシューはまたも2着で悲願達成ならず。
ジュールポレールはディープインパクト産駒の5歳。重賞初勝利がG1制覇となった。
1着 ジュールポレール(幸) 2着 リスグラシュー 3着 レッドアヴァンセ
4着 アエロリット 5着 ミスパンテール