3歳牝馬三冠の第2戦、優駿牝馬(オークス)が真夏並みの暑さとなった東京競馬場の芝2400メートルで行われ、18頭が出走した。1番人気は両親あわせて欧米のG1レース16勝という超良血馬ソウルスターリング。断然の人気だった桜花賞では湿った馬場で能力を出し切れず、まさかの3着に終わったが、今回はその雪辱を果たせるかどうかに注目が集まった。
レースはフローレスマジックが逃げ、ソウルスターリングは好位のインを追走。そして、4コーナーで外に持ち出すと、早くも先頭に並びかけ、先に抜け出しを図ったモズカッチャンを外から封じて突き放し快勝。樫の女王の座を射止めた。
ソウルスターリングは欧州競馬で14戦14勝の怪物フランケルの娘。これで通算6戦5勝。G1は昨年の阪神ジュベナイルフィリーズに続く2勝目。
桜花賞馬のレーヌミノルは13着に終わる。
1着 ソウルスターリング(ルメール) 2着 モズカッチャン 3着 アドマイヤミヤビ
4着 ディアドラ 5着 リスグラシュー