プロ野球・試合中の珍事件

 台風14号は山陰から日本海に抜け、その後、新潟県に再上陸。東北地方を横断して宮城県気仙沼市付近から太平洋に抜ける。

 各地に大きな爪痕を残したが、東京では未明の3時ごろに風雨が強まって目が覚めた。朝には雨も風もだいぶ収まっていたが、鉢植えがいくつか倒れ、高さ2メートルにもなったヘリアンサスは強風で相当揺さぶられたようで、茎が折れたり、裂けたりしていた。

 その後も雨がザーッと降ったりしたが、次第に落ち着く。

 

 夜、BS 12で千葉のZOZOマリンスタジアムで行われたプロ野球千葉ロッテオリックスの試合を観ていたら、思わぬ事件が発生。

 6回表、オリックスの攻撃中にスタジアムに鳥の大群が飛来し、グラウンド上を飛び回り始めたのだ。見事な編隊飛行。白と黒の鳥で、飛行速度が速い。海鳥だと思われるが、飛び方からカモメではない。とにかく、これで試合が中断。両軍選手はベンチに引き上げ、状況を見守る事態に。

 鳥の群れはグラウンド上空を自由気ままに飛び回り、しかも、途中から数が増えたようだ。

 過去に仙台でも同様のことがあり、その時はグラウンドの照明を消したら飛び去ったということで、千葉でも照明が消された。

 客席のスマートフォンの明かりも消すように場内に放送が流れ、ほどなく球場は真っ暗になったが、今度は鳥がどこにいるのか分からなくなった。まだいるのか、飛び去ったのか。

 さらに鳥が嫌がる甲高い音(鷹の声?)が発せられる。そんなものが用意されていたのか。

 とにかく、真っ暗では効果が確認できないので、少し明るくなったら、群れは小さくなったが、まだいる。しかも、人工芝の上に舞い降りて休んでいる。セカンドベース後方か。

 なんだろう、この鳥。羽繕いなどしている。

 鳥たちがまったりしだしたので、ロッテの角中選手がバットを手に鳥のほうへ歩み寄ると、鳥たちは飛び立ち、どこかへ行ってしまった。スタンドから大きな拍手。

 再び照明がともされ、鳥が姿を消したことを確認後、試合再開。20分ほどの中断だったようだ。

 図鑑で鳥の正体を調べてみたが、よく分からない。チドリとかアジサシとか、そのあたりだと思うのだが・・・。どなたか分かりますか?

 

(おまけ)日本平動物園のインカアジサシ

(きょうの1曲)PIZZICATO FIVE / 東京は夜の七時


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