多摩動物公園で7月16日にゴールデンターキンの赤ちゃんが生まれた。
ターキンは中国の山岳地帯に暮らすウシ科の動物で、ジャイアントパンダと同じぐらいの珍獣だが、多摩では赤ちゃんが毎年のように生まれている。しかし、例年、1月か2月に生まれるのが、今年は7月。異例なのかどうか。
とにかく、最近、公開が始まった。
男の子で名前は「ハマ」に決定。
母親のオーキと。
右が父親のテン。オスの成獣は体毛が金色になるので、ゴールデンターキン。
左からオーキ、ハマ、フウカ(近所のおばちゃん)、テン。
吉祥寺のスターパインズカフェでエレクトリック・アストゥーリアス(エレアス)のライヴ。
今回はエレアス結成10周年記念ライヴであった。僕は結成直後の最初のライヴも観ていると思うが、それ以来、メンバーチェンジもなく、日本だけでなく海外でのライヴも回数を重ね、まさに日本を代表するプログレッシヴロックバンドに成長したのは感慨深い。
そもそもアストゥーリアスは1987年に大山曜が自分の音楽を追求するためのソロプロジェクトとして始まり、3枚の素晴らしいアルバムを制作。一時活動休止していたが、2004年に室内楽編成のアコースティックアストゥーリアスとして再始動。さらにロックバンド形式のエレクトリックアストゥーリアスも結成され、オリジナルのアストゥーリアスも含め、3つの形態が並行して活動している。
今年は春にエレアスが世界中の音楽ファンを乗せてカリブ海をクルーズする豪華客船で海外の大物バンドとともに演奏。さらにアコアスが6月にフランスツアー。
今回のライヴはいわば凱旋公演ともいえた。18時開場、18時半開演。会場は当然ながら満員。
メンバーは紅一点のテイセナ(ヴァイオリン)、平田聡(ギター)、川越好博(キーボード)、大山曜(ベース)、田辺清貴(ドラムス)という不動の5人。ヴォーカルなしの全曲インストゥルメンタルである。
前半は1st、2ndアルバムの曲を中心に、後半は最新作3rdアルバムの曲や新曲を交えて。
Electric Asturias - Cruise to the Edge, 05.02.2019
Sthenno / Electric Asturias (from Suite of "Gorgon")
[Set List]
1. 闇からの声
2. Double Helix
3. Tangram Paradox
4. ハニカムストラクチャー
5. 聲無キ涙~Cyber Transmission
6. サラマンダー
7. Karma
-休憩-
8. Closed World
9. (新曲・タイトル未定)
10. メデューサ
11. 嵐が丘
12. スケルター
13. Tales of Hameln
14. ステンノー
15. Rogus
-En-
16. Aerial City
17. ランサー
終演は21時頃。堪能した。最後に全員で記念撮影。
エレアスはややマニア向けという感じでもあるので、万人向けなのはアコアスのほうかな、とも思う。
Acoustic Asturias Live @ MINAMI AOYAMA MANDALA in TOKYO
(客席に自分が映っている。後ろ姿だけど)
先月末にディープインパクトがこの世を去ったのに続いて、種牡馬として現代日本競馬界にディープとともに二大勢力を築いてきたキングカメハメハも8月9日に18歳で旅立ってしまった。
キングカメハメハはディープが三冠を制する1年前の2004年にNHKマイルカップと日本ダービーを勝ち、変則二冠を達成した後、秋に神戸新聞杯を制して天皇賞・秋を目指していたところで故障が判明し、通算8戦7勝で引退。
(ダイワメジャー、ハーツクライ、コスモバルク・・・後から振り返ると超豪華メンバーのダービーだった)
種牡馬となってからも2頭のダービー馬(ドゥラメンテ、レイデオロ)や三冠牝馬アパパネ、国内外でGI6勝のロードカナロアを出すなど活躍していたが、体調悪化を理由に昨年度で種牡馬を引退。余生を送っていたが、体調が急変し、9日深夜に息を引き取った。晩年は白内障を患って、目が見えていなかったともいう。
ディープが17歳、キンカメが18歳。どちらも早すぎる死。種牡馬として成功すると、種付け料も上がるし、種付け回数も増える。莫大な利益を生み出すことで、人間の利益のために酷使されることが寿命を縮める結果になったのでは、とも考えてしまう。
きょうの東京都心の最高気温は35.6℃。今夏最高。練馬や八王子、青梅では37℃超。
ちなみに今日、全国で一番気温が下がったのは北海道の阿寒湖畔で、午前10時に11.0℃だった。まえに道東・標津町の宿でストーブにあたりながら、テレビで夏の甲子園を見たことを思い出す。
野田の「こうのとりの里」に今年放鳥の「レイ」(0歳♀)と「カズ」(0歳♂)がいたところに茨城県神栖市から「ヤマト」(2歳♂)が徳島県から来た「歌」(1歳♀)を連れて戻ってきて、さらにふだん栃木県小山市付近の渡良瀬遊水地にいる「ひかる」(3歳♂)もやってきて、5羽が集結、というところまで書いた。
しかし、その後、「ひかる」はすぐに渡良瀬遊水地に戻り、「レイ」と「カズ」も初めて野田を離れてついていってしまったのだ。「ヤマト」は引き続き、野田市付近にいる。では、「歌」は?
僕はいつも野田市のコウノトリ放鳥情報(右のリンク集にあり)をチェックしているので、野田生まれのコウノトリの動きはわかるのだが、四国から飛来した「歌」の情報は出てこないのだ。そこで他のサイトなどもチェックしてみたら、「ヤマト」とペアになっていると思われた「歌」が「ひかる」や「レイ」「カズ」と一緒に渡良瀬遊水地に移動したことが判明した。4羽が一緒にいる写真もあった。
(2010年5月の渡良瀬遊水地)
というわけで、「ヤマト」の彼女だったはずの「歌」はあっさりと「ヤマト」のもとを去り、どうやら「ひかる」について行ってしまったらしい。
この先、どんな展開が待っているのか、「歌」は最終的に誰と一緒になるのか、ますます面白くはなってきた。
4歳の「未来」♀と「翔」♂は相変わらず神栖市にいて行動を共にしている。この2羽、姉弟なんだけど。
3歳の「きずな」♂(「ひかる」の兄)は埼玉県羽生市付近。
また「りく」は8月6日時点でも佐賀県伊万里市にいることが確認されている。
(おまけ)井の頭自然文化園のニホンリス(蔵出し)
(きょうの1曲)一十三十一/時よ
こんなライブを体験してみたい。
今日は立秋。とはいえ、東京は都心の最高気温が35.5℃まで上がり、猛暑日。今年初めてツクツクボウシの声を聞いた。
庭で久しぶりにカマキリを見つけた。最初は体長1センチほどだったが、だいぶ大きくなった。まだ翅は生えていない。
水やりをしていると、不意にショウリョウバッタが飛び立つことも多くなった。
ノウゼンカズラの花にいたオンブバッタ。
(おまけ)2001年夏の利尻島・沓形岬の夕暮れ
(きょうの1曲)ABBA / Summer Night City
僕が初めて買った洋楽のレコードがこれだったような気がする。もちろん、当時のシングル盤では冒頭部分がカットされている。
あの頃は歌詞カードを見ながら、わからない単語は片っ端から辞書で調べたものだ。
きょうの東京は都心の最高気温が今夏最高の35.6℃。練馬では37.1℃。
あまりに暑くて、鉢植えの木が葉焼けを起こしたり、葉っぱの一部が枯れたりしている。
蓮は今朝、完全に開花していた。
水面から50センチほど伸びた茎の先に直径10センチほどの花。花弁の数がやけに多い。
不忍池の蓮のタネから育てたのだが、不忍池の蓮はこんな花だったかな。なんだか違うような気がするが・・・。
蓮の花と河原撫子。
夜には花は閉じていた。
ちなみにこれが不忍池の蓮。先月紹介した写真を再掲。
やっぱり全然違う。もっとも不忍池にはいろいろな種類の蓮があるようで、僕がタネを拾った場所にどんな花が咲いているのかは未確認。
(きょうの1曲)ポータブル・ロック/真珠海岸
千葉県野田市から自然に放されたコウノトリ、8月6日の最新情報。
まずは2月22日以来、消息不明だった「りく」(昨年放鳥)が7月31日に佐賀県伊万里市にいることが確認された。前回確認時と同じ場所。ずっとそこにいたのだろうか。とりあえず、よかった。
また、栃木県小山市のおそらく渡良瀬遊水地にいた「ひかる」も野田市に戻ってきた。これで野田には5羽が集結したことになる。
「ひかる」は野田と渡良瀬遊水地を行ったり来たりしているので、また飛んで行ってしまうかもしれないけれど。
「きずな」は熊谷市から羽生市に移動。「きずな」は利根川本流沿いを行ったり来たりしている。
あとは変化なし。
ところで、「ヤマト」と一緒に野田へ飛来した「歌」。ヤマト君が彼女を連れて帰省と話題になっているようだが、西日本のコウノトリ繁殖の拠点・兵庫県豊岡市生まれのペアが徳島県鳴門市に飛来し、電柱の上に巣づくりして繁殖し、昨春生まれたのが「歌」。巣立った「歌」は徳島から香川、山口など西へ向かった後、東へ向かい、一時期は野田生まれの「翔」と一緒にいるところを愛知県で目撃されてもいる(すぐに別れたらしい)。
そして、今年の3月頃から茨城県神栖市付近で目撃されるようになり、「ヤマト」や「翔」「未来」と行動を共にするようになり、そして、今度「ヤマト」と一緒に野田にやってきたそうだ。
野田市が公表した「ヤマト」と「歌」のツーショット。
このままペアで野田に定着してほしい。