今日の東京は午前中は雨で、時折強く降る。午後から雨はだんだん上がって、空も明るくなる。
新型コロナウイルスの新規感染者、東京都内では今日60人が確認される。緊急事態宣言解除後では最多。世界の感染者は1000万人を突破。
今日の写真は多摩動物公園のムササビ。日中は巣箱の中にいて、姿が見えないのが普通だが、珍しく顔を出していた。
(きょうの1曲)RUBY BLUE / Primitive Man
中央競馬の上半期を締めくくるグランプリ、宝塚記念が阪神競馬場・芝2200メートルで行われ、ファン投票で選ばれた18頭が参戦。ファン投票1位のアーモンドアイこそ休養で回避したものの、レース史上最多となる8頭のG1馬が揃い、豪華な顔ぶれとなった。
今年の古馬G1では高松宮記念、大阪杯、安田記念で牝馬が1・2着を占め、牝馬優勢の傾向だが、そんななかで牡馬の大将格、サートゥルナーリア(4歳)が1番人気。2番人気は昨年の秋華賞馬で、大阪杯2着の4歳牝馬クロノジェネシス。3番人気がその大阪杯の勝ち馬でG1レース3勝の5歳牝馬ラッキーライラック。
レース前に突然の大雨が降り、馬場はやや重。発走時には雨は上がっていたが、特に馬場の内側の状態が悪くなったようで、これがレースにも影響した。
そして、スタート。トーセンスーリヤが引っ張り、ワグネリアン、ダンビュライト、ペルシアンナイトなどが続き、ラッキーライラックは5番手。サートゥルナーリアは中団の内。クロノジェネシスはその少し前の外を進む。
向こう正面で後方にいたキセキが徐々に順位を上げ、3コーナー過ぎからクロノジェネシスも早めに動いて、4コーナーではトーセンスーリヤにラッキーライラック、クロノジェネシス、キセキが並びかける。サートゥルナーリアも外に出して、追い込んでくる。そして、最後の直線、内のラッキーライラックはいつもの伸びがなく、道悪を得意とするクロノジェネシスがかわって先頭に立つと、そのまま後続をぶっちぎってゴールイン。またしても牝馬の優勝となった。6馬身差の2着にキセキが入り、さらに5馬身遅れて12番人気のモズベッロが3着。サートゥルナーリアは4着、ラッキーライラックは6着に敗れる。結果的には馬場状態が比較的良かった外目を通ってきた馬に利があったようだ。
牝馬の宝塚記念制覇は2年連続で、史上5頭目。もはや牝馬が勝っても、全然驚かなくなった。
クロノジェネシスは凱旋門賞など欧州G1を5勝したフランス産馬バゴの産駒の4歳牝馬。これで通算11戦6勝。G1は昨年の秋華賞に続く2勝目。
それにしても、クロノジェネシスの痛快な勝ちっぷりは昨年の勝ち馬リスグラシューを思い出させた。リスグラシューはこの後、豪州G1、有馬記念を連勝して、年度代表馬になったが、クロノジェネシスの秋のレースも楽しみだ。ラッキーライラックやサートゥルナーリアの巻き返しにも期待したいし、これらの馬とアーモンドアイの対決、さらに牡牝とも無敗の二冠馬が誕生した強い3歳勢との対戦など、秋競馬も楽しみは多い。
1着クロノジェネシス(北村友) 2着キセキ 3着モズベッロ
4着サートゥルナーリア 5着メイショウテンゲン
早朝4時47分、地震で目が覚める。横揺れ。千葉県東方沖が震源で、千葉県旭市で震度5弱。東京は震度3。最近、日本列島各地で地震が多発していて、不気味だ。
浅間山では火山活動が活発化し、小規模な噴火の可能性があるという。
東京は今日も朝、雨が降り、日中も曇り。最近は雨が降る日が多く、梅雨らしい梅雨だな、と思っていたが、実は梅雨前線による雨ではないらしい。前線は関東の南海上にあり、その北側に寒気が次々と入ってきて、大気の状態が不安定になり、雨が降っているということなのだ。本格的な梅雨はこれかららしい。
九州では記録的な豪雨になっている。大きな災害にならなければいいけれど。
(きょうの1曲)Pierre Moerlen's GONG / Xtasea