蘆花公園と梨・リンゴ狩り

 今日は雨の予報だったが、意外に天気がよかったので、午前中、蘆花恒春園までウォーキング。
 文豪・徳冨蘆花が40歳を迎えた明治40年から昭和2年に亡くなるまで過ごした旧宅を中心とした公園。昭和12年に愛子未亡人により旧宅の敷地が当時の東京市に寄贈され、蘆花恒春園と名づけられ、一般公開されている。
 僕は子どもの頃から何度も行っていて、クヌギ林でクワガタを探したりしたものだが、一度、コジュケイを見たこともある(昭和40年代後半)。今はもうこの付近でコジュケイが「チョットコイ、チョットコイ」と鳴くことはないだろう。
 旧居は母屋と2棟の書院からなり、いずれも茅葺きで近傍の農家から移築した建物らしい。


 蘆花夫妻は武蔵野の自然に囲まれて、田園生活を楽しんだ。



 内部は初めて見学した。

 浴室。

 五右衛門風呂。




 蘆花と愛子夫人の愛用のオルガン。

 電話。


 誰もいない建物内を見て回り、敷地内のクヌギ林に立つ蘆花夫妻の墓を拝んで、花の丘へ。
 今日は「ひまわり祭り」が開かれるということで準備が進んでいたが、向日葵はもうみんなうなだれていた。

 千歳台小学校にある谷内六郎さんの壁画。このあたりで発見された縄文遺跡にちなんだ作品。


 近くの農園で梨・リンゴ狩りをやっていた。今日が今シーズンの初日で、11月末まで毎週日曜日に行われるらしい。家族連れが何組か来ていた。
 1キロあたり1,000円なので、スーパーで買った方が安いが、体験料込みということで…。




 梨は幸水豊水、長十郎などあったが、個人的には幸水が好み。幸水は残り少なかったが、長十郎はたくさんぶらさがっていた。長十郎、子どもの頃以来食べていない気がする。まだ栽培されていたんだね。

 あまりたくさん取っても仕方がないので、リンゴ(つがる)と梨(幸水)を2個ずつ。なので、あっという間に終了。量ってもらったら1.2キロ余りだったので1200円。おばちゃんが幸水を1個おまけしてくれた。