３歳クラシックの最終戦、菊花賞が京都競馬場・芝3000メートルで行われ、３歳牡馬18頭が出走した。
１番人気は春の２冠には届かなかったサトノダイヤモンド。２番人気は皐月賞馬ディーマジェスティ。ダービー馬マカヒキが凱旋門賞参戦で不在のなか、この２頭が２強といえた。
レースはミライヘノツバサが速いペースで引っ張り、サトノダイヤモンドは馬群の真ん中でじっと我慢。ディーマジェスティはそれより後ろでレースを進める。
２周目の３コーナーでディーマジェスティが外からサトノダイヤモンドに並びかけ、２頭揃って順位を上げてつつ４コーナーを回り、最後の直線へ。しかし、ここからは伸び脚の鈍ったディーマジェスティを尻目に、サトノダイヤモンドがぐんぐん他馬を引き離し、先頭ゴールイン。完勝で三冠レース最後の一冠を手にした。２着には外から追い込んできたレインボーライン、３着はエアスピネル、ディーマジェスティは４着だった。
サトノダイヤモンドはディープインパクトの息子。ディープ産駒による菊花賞制覇はこれが初めて。そうだったんだ。騎乗したＣ．ルメール騎手もクラシック初制覇。そうだったんだ。
１着 サトノダイヤモンド（ルメール） ２着 レインボーライン ３着 エアスピネル
４着 ディーマジェスティ ５着 ミッキーロケット
