第83回オークス

 牝馬三冠レースの第二戦、優駿牝馬オークス)が東京競馬場・芝2400メートルで行われ、3歳牝馬18頭が参戦したが、レース直前に騎手を振り落として放馬したサウンドビバーチェが競走除外となり、17頭が出走。

 1番人気は阪神JFを勝った昨年の2歳女王サークルオブライフ、2番人気は前走忘れな草賞の勝ち馬アートハウス、桜花賞馬のスターズオンアースは3番人気。

 大勢の観客が詰めかけたスタンド前からの発走で、しかも放馬のアクシデントにより約15分も待たされ、メンタル面で影響を受けた馬もいたようだった。実際、気合の入った状態で待たされたサークルオブライフはスタートで遅れ、最後方から。ニシノラブウインクが逃げ、アートハウスは3番手、スターズオンアースは中団を進む。前半1000メートルを60秒6の平均ペースでやや縦長の展開。

 そして、最後の直線で逃げるニシノラブウインクをアートハウスが捉えにかかるが、追い込んできた後続に飲み込まれ、その中から鋭い伸び脚でスターズオンアースが抜け出し、先頭でゴールイン。見事に桜花賞に続く二冠を達成した。

 アートハウスは7着、1番人気のサークルオブライフは12着に終わる。


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 スターズオンアースはドゥラメンテ産駒で通算7戦3勝。今日の強い勝ち方を見ると、三冠の可能性も見えてきたか。

 

1着スターズオンアース(ルメール) 2着スタニングローズ 3着ナミュール

4着ピンハイ 5着プレサージュリフト