ツマグロヒョウモン

 今日の東京の新型コロナの感染確認は1,121人で、1,021人だった大阪を上回る。政府が緊急事態宣言を解除しようが延長しようが、もう1年以上もずっと非常事態が続いていることには変わりがない。東京オリンピックを中止すべしとの声は国内外でますます高まっている。本気でやるつもりなんだろうか。まともな神経の持ち主なら、実際にこんな状況でオリンピックなんてできるはずがないし、開催したら大変なことになるということはみんな分かっているはずである。それでも止められないのか。アメリカと全面戦争になったら勝てないと分かっていながら真珠湾攻撃、対米開戦に突き進んだ当時の日本政府や軍部と何も変わっていない。

 もともと、福島原発はアンダーコントロールだとか、日本の夏は気候が温暖で選手が力を発揮するのに最適な環境だとか、嘘を重ね、賄賂まで使って招致したオリンピック。毎年、猛暑で死者まで出るような真夏の東京にオリンピックを招致してしまったこと自体が罪深いことだと思っている。

  ぼったくり男爵の来日が延期になりそうだというが、これが開催強行派の面々が立ち止まって考えるきっかけになってくれればと思う。

 

 話はがらりと変わって、ツマグロヒョウモンのメスを今年初めて庭で目撃。オスは一度見ている。

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 どうせなら花に止まっているところを撮りたかったが、うまく行かず。

 ツマグロヒョウモンの幼虫はスミレを食草としており、今年はパンジービオラをたくさん植えているので、卵を産みに来たのかもしれない。

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 パンジーの花の季節はそろそろ終わりだが、もうしばらくそのままにしておこう。あちこちにカマキリが潜んでいるのだが。

 

 カーリング女子世界選手権、予選リーグの最終日。これまで4勝7敗の日本は予選最下位のエストニアと対戦し、9-6で勝利。最終戦ではスウェーデンと対戦。ほぼ互角の展開だったが、3-3の同点から7エンドに3失点し、結局、5-7で敗れ、通算成績は5勝8敗で14チーム中11位に終わる。

 予選1位は前回優勝のスイスで12勝1敗。2位が11勝2敗のロシアカーリング連盟(RCF)。3位が10勝3敗のスウェーデン、4位が8勝5敗のデンマーク、5位と6位はともに7勝6敗のアメリカとカナダ。ここまでが予選突破で、北京五輪の出場権獲得。

 以下、7位が韓国、8位スコットランド、9位ドイツ、10位中国、11位日本、12位チェコ、13位イタリア、14位エストニアの順。

 中国が6位以内に入らなかったので、12月に行われる予定の世界最終予選では残り3枠を日本は韓国、スコットランド、ドイツなどと争うことになる。

 その場に出場するのは今年の日本代表・北海道銀行か、昨年の日本選手権優勝ロコ・ソラーレか。9月に稚内市で行われる五輪代表決定戦の勝者が五輪切符を取りに行くことになる(5試合制、先に3勝したほうが代表決定)。

 女子世界選手権はこれからが佳境となるわけだが、予選敗退の日本としては5月17日からスコットランドアバディーンで始まるミックスダブルス世界選手権が次の注目だ。吉田夕梨花・松村雄太のペアが出場。

 カルガリーで世界選手権が始まる前にグランドスラムの大会が行われており、ロコ・ソラーレが参戦していたが、そこに吉田夕梨花の姿がなかったのは、MD選手権を控えて隔離期間などスケジュールの都合だったか。この大会で藤澤五月が間違えて相手チームのストーンを投げてしまうシーンの動画がネットに上がっていたが、ロコが3人で試合をしているので、どうしたのかな、と不思議に思っていたのだ。実況も「この人たちは見ていて本当におかしい」と大笑いしていた。

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(きょうの1曲)Kate Bush / Running Up That Hill

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