北京オリンピックの女子カーリング。今日は午後からイギリス戦。前回大会で３位決定戦を戦った相手である。
カーリングでもサッカーやラグビーなどと同様にイギリスはスコットランド、イングランドなどが別々に代表チームを出すが、オリンピックだけはグレート・ブリテンの代表として出てくる。
また、カーリングは司令塔のスキップを中心にそれぞれの役割を担う４人（ないし５人）のチームの完成度で競い合う面が強いので、選抜チームを作ることはあまりないが、今大会のイギリスは名スキップのイヴ・ミュアヘッドを中心に選抜チームを結成して出ている。ということで、ミュアヘッドは前回五輪と同じだが、他の３選手はすべて新顔だった。
さて、試合は昨日の韓国戦と同様にロコ・ソラーレがショットを決められず、一方のイギリスはショットの精度で圧倒するという内容。
ロコは今日も１エンドにいきなり３失点。２エンドに１点しか取れず、３エンドにまたも３失点というかなり苦しい展開。有利な後攻の時になんとか複数点を狙うが、チャンスを作っても相手の絶妙なショットで一瞬にしてチャンスが消えるというパターンが繰り返され、ようやく２得点が見えた６エンドには藤澤のラストショットが氷上の小さなゴミを噛んで急に減速し、ハウスまで届かないという不運にも見舞われて、４-８で迎えた８エンドに２点を狙ったダブルテイクアウトが失敗し、相手に２点が入った時点でコンシード。4-10と２戦続けての２桁失点で２連敗。通算４勝３敗。
ちなみに現在の順位は１位スイス（６勝１敗）、２位スウェーデン（５勝２敗）に続き、日本は４勝３敗でアメリカ、イギリスと並んでいる。上位４チームが準決勝進出で、同率の場合は直接対決の結果がモノを言うので、明日のアメリカ戦は何としても勝たなくてはならない。韓国は今日は試合がなく３勝３敗でカナダと並ぶ６位タイ。
（おまけ）ホシハジロ
（きょうの１曲）NATIONAL HEALTH / Brujo
