7年ぶりの馬事公苑

 文化の日。東京は晴れて、都心の最高気温は11月としてはかなり高めの24.3℃。爽やかな秋晴れというにはちょっと暑い。郊外では夏日になった地点もあったようだ。

 東京オリンピック馬術競技会場となったため、2016年から休苑していたJRA馬事公苑が7年ぶりに本日、リニューアルオープン。

 全面的に改装され、メインのアリーナには巨大な仮設スタンドが設置されたが、結局は無観客開催でほとんど使われないまま、すべて撤去されての再開苑。

 さっそく散歩がてら出かけてみた。すぐ近くの東京農業大学でも収穫祭が行われていて、その界隈は大変な賑わいだった。

 苑内に入っての第一印象は広々として、すっきりしたということ。広いのは元からだが、樹木が少なくなった。八重桜の並木も消えてしまった。武蔵野の雑木林はそのまま残されたし、新しい木も植えられているが、要するに無駄な木は伐採して、必要な場所に必要な木だけ残したり、植えたりしたという感じ。そのかわり、芝生が広がり、明るい雰囲気になった。昭和的な風景から令和的な風景に変わったということなのだろう。

 キッチンカーなどがずらりと並び、どこも行列ができている。

 メインのアリーナではオープニングイベントが開かれる。

 常陸宮妃殿下・華子さまがご来臨。

 人馬一体。

 厩舎エリア。

 池はなんだか小さくなった。

 以前は林に囲まれていた走路も開けた感じになった。

 雑木林は残った。この道は馬の散歩道でもあるのだろう。

 水飲み場。2021年開催だけど「TOKYO 2020」。

 ミニチュアホースのレイナちゃん。4歳。イクイノックスと同い年。もうオトナである。


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 途中から芝生に出てきて、子どもたちに囲まれても、ひたすら芝を食べ続ける。

 こちらはカール君かと思ったら、女の子だった。3歳。

 こちらは大型のばん馬。歩かないけど、乗馬体験ができる。

 屋内アリーナでも乗馬体験ができるようだったが、大行列ができていた。

 ホースシミュレーターも早々に受付終了になっていた。

 とにかく、手近な散歩コースが復活して、うれしい。オープニングイベントは明後日まで。