秋のG1シリーズ開幕を告げる短距離王決定戦、スプリンターズステークスが中山競馬場・芝1200メートルで行われ、16頭が出走。1番人気は春の高松宮記念を制したビッグアーサーだったが、12着に敗れる。勝ったのは7月のCBC賞勝ち馬で3番人気のレッドファルクス。
レッドファルクスはスウェプトオーヴァーボード産駒の5歳牡。
1着 レッドファルクス(M.デムーロ) 2着 ミッキーアイル 3着 ソルヴェイグ
4着 シュウジ 5着 スノードラゴン
日本時間の深夜には欧州競馬の最高峰、第95回凱旋門賞がフランスのシャンティイ競馬場・芝2400メートル、16頭立てで行われ、日本からは今年のダービー馬マカヒキ(ルメール騎乗)が参戦。同コースで行われた前哨戦ニエル賞を勝ったこともあり、日本調教馬による凱旋門賞初制覇が期待されたが、前半から引っ掛かり気味で、いつもなら後半に伸びるはずが失速。14着に惨敗。
勝ったのはアイルランド調教馬で英国の名手R.ムーア騎乗の4歳牝馬ファウンド。1〜3着をアイルランドのA.オブライエン厩舎の馬が独占するという快挙だったが、日本の競馬ファンにしてみれば、またしても残念な結果となってしまった。