第36回フェブラリーステークス

 中央競馬の2019年最初のG1レース、フェブラリーステークス東京競馬場・ダート1600メートルで行われ、14頭が参戦した。

 このレースの注目はデビュー4年目の藤田菜七子(21)がJRA所属の女性騎手として史上初めてG1レースに騎乗するということ。一般のニュースでも大きく取り上げられたし、乗るのが現在4連勝中のコパノキッキングということで、ただ騎乗するというだけでなく、いきなり初勝利もありうるとして単勝4番人気にも支持された。ただ、これまで1400メートルまでの経験しかなく、200メートルの距離延長をどう克服するかが課題と言えた。

 1番人気は現在6連勝中で武豊騎乗のインティ。

 レースは予想通り、インティが逃げ、コパノキッキングは最後の追い込みにかけて最後方から。

 最後の直線でもインティは失速することなく、2番人気ゴールドドリームら後続馬の追い込みを封じて、逃げ切り勝ち。

 コパノキッキングも最後方から追い込んできたが、5番手まで上がったところがゴールだった。もともと気性の荒い馬を落ち着いた騎乗ぶりで上手くコントロールしていたが、武豊が絶妙にペースを落として逃げた先行馬有利の展開が追い込み馬には向かなかった。

 これまで騎手は条件的に男女まったく対等で、そのぶんパワーで劣る女性騎手には不利な面もあったが、3月からは制度変更で女性騎手に斤量面で特典が与えられことになるので、菜七子ジョッキーは今後ますます活躍できるだろうし、彼女に続く女性騎手がどんどん出てきてほしい。いずれG1に女性騎手が乗ることも勝利することも普通のことという時代になってほしいね。

 勝ったインティはケイムホーム産駒の牡5歳。デビュー戦で負けた後、7連勝で、通算8戦7勝。武豊騎手はこのレース、歴代最多の5勝目。

 

1着インティ(武豊)2着ゴールドドリーム 3着ユラノト

4着モーニン 5着コパノキッキング