コウノトリ最新情報

 千葉県野田市で2015年から継続しているコウノトリ放鳥プロジェクトの最新情報。

 2016年に放された「ひかる」は栃木県小山市渡良瀬遊水地の人工巣塔で、徳島県鳴門市から飛来した「歌」と営巣し、5月30日頃、めでたく2羽のヒナが誕生。ヒナは「ゆう」♀と「わたる」♂と名付けられ、「ゆう」は7月29日に巣立ち、「わたる」は8月1日に巣から出た。まだ、両親のそばで行動しているようだが、去年、野田で放され、やはり渡良瀬遊水地周辺にいる「カズ」♂がやってきて、一時、「ゆう」「わたる」と一緒に行動している姿も目撃されている。

 

 「ひかる」の兄の「きずな」♂は宮城県に長く滞在していたが、関東に戻ってきたようで、9月14日に茨城県取手市で確認されている。その前日の朝に宮城県石巻市コウノトリが目撃されているので、これが「きずな」だとすれば、一気に関東まで南下してきたようだ。

 放鳥第一世代の「未来」♀と「翔」♂は引き続き茨城県神栖市付近にいるようだ。一緒にいた昨年放鳥の「レイ」♀は最近、北関東を西へ西へと移動していて、今日は群馬県伊勢崎市・玉村町付近で確認されている。

 2017年放鳥の「ヤマト」♂は野田市にいる。今年放鳥の「たいよう」♂も野田市

 2018年放鳥の「りく」♂は引き続き佐賀県伊万里市にいることが9月12日に確認されている。

 写真は多摩動物公園のオランウータン「ロキ」2歳♂。

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(きょうの1曲)キャンディーズ/秋のスケッチ

 今ごろのまだ暑さが残る、でも秋の気配も感じられる季節になると聴きたくなる曲。


キャンディーズ ・ 秋のスケッチ